授業は４限目だけ、高1Aの漢文。高２授業で喋ろうと「きゃりーぱみゅぱみゅ」をネット検索したら、ネットでPVを観た「にんじゃりばんばん」が離れなくなった、と言ったら「歌って！」コール。拒否って強引に小テストを始めたんですけれども、途中ふと目が合った男子生徒に「鮮やかに恋してにんじゃりばんばん」と口パクしたら試験中に笑いが止まらなくなって御免ね。
しかし、きゃりーぱみゅぱみゅさんってば、「ファッションモンスター」ってタイトルで紅白に出て衣装があのワカメ王子でしょ、淡路恵子に匹敵するほどのドラクエファンだったりして。
山下和美『天才柳沢教授の生活（34）』読了、★★★★★。子供から成人世代から老人から、一冊の中で全てが最高の描き方で、というのは山田詠美『学問』以来。今巻には教員を描いた作品まで入ってて。
斎藤美奈子『名作うしろ読み』読了、★★★★。末尾一文で読解の書評集、美奈子オバサマの新聞連載家庭向けレシピは流石に企画に無理が……と思ったら冷蔵庫残り物料理が美味しかった感のある低敷居良本だった。品数も多くて、小林カツ代が陳建一に勝った料理みたいな感じ？（違うか）
ヤマハミュージックパブリッシング監修『アーティストファイル 中島みゆきオフィシャル・データブック』読了、★★★。２度目の改訂。データ自体はそう増えてませんが、ここ数年のアルバム（傑作多し）のレビューをパラ読みするための2000円って感じ。
広瀬香美『Alpen Best』聴了、★★★★★。「ロマンス～」「promise」の初期作品も良いけど、（CD内の時代における）末期「Velvet」～「月の下で逢いましょう」の流れが最高。曲の勢い、詞の際どさ、（語尾裏返し→喘ぎ息継ぎ、の）例の甘えたボーカル、編曲に外人男性コーラス、諸々合わせて「洋ピンかっ！」ってツッコミ必至のイヤらしさ。
