ついでにとんちんかん

 有川浩『植物図鑑』読了、★★★。恋愛小説としての設定は大雑把(主人公女性。イケメン拾う→飼う→逃げる→帰ってくる)、だけに「野草雑学」と「心の機微あるある」をまさに図鑑・Twitter風に味わう「ベッ読書(枕本)」として楽しかった。ケータイ小説、成る程。
 橋本努『学問の技法』読了、★★★。既視感のある内容のハッチポッチと言ったら言葉は悪いけれども、「目から鱗」のものではなかった。文章は読み易いし、筆者自身の生き方・学び方は邪道への目配りも含めて魅力的なものだと思います。良くも悪くも新書。

 授業4コマは藤田省三「『安楽』への全体主義」。
 応援団&サッカー部のクラス生徒が電話で「ケツの骨が折れたんで明日通院遅刻しま~す」って。担任「分かった~、応援団NG?」 生徒「大丈夫。2日後の試合も出れるも~ん」 私「あそう、りょ~か~い」って感じで。もそっと気の利いたこと言おうかと思ったんですけど、浮かんだ数パターンが残らず下ネタだったんでやめときました。