アッという間に一本ぢゃ!!

 ま「『獣欲剛を制す』って書いたらガチホモのAVっぽくない?(゜∀゜)」
 私「昔、体育大会に『獣欲望を制す』っていうキャッチフレーズを提案して断られたことがあります」
 一つ上のサークル先輩(33歳)から届いてたメールに微笑ましい返信をしてからベッドを抜け出る朝、お早うございます。進学校の国語教師(32歳)です。ドントトラストオーバーサーティ。

 中桐雅夫の詩「足と心」を高2現代文の授業で。本当は、「大人になんか僕はなりたくないと誰かを責めた時から子供はきっとひとつ覚えてしまう大人のやりくち」「恐いもの何もないと言えたら大人と呼ぼうね」って感じで、中島みゆきの「月の赤ん坊」の歌詞と一緒に投げ渡せば、授業なんて終わっちゃうと思うんですけどね。

 半ドン土曜日、授業は4限の高1A漢文のみ、空いている時間は授業準備その他デスクワークで、例えば本日夜の佐賀地区保護者会講演準備なんていうアルバイト仕事は一応終業時間外の5時~8時半の間でやっているんですのよ。私見ですが地区によって保護者会のカラーは随分違いまして、過去に2度伺った経験に照らせば佐賀地区は他の地区よりも特に(知的査定の厳しいという意味で)手強いというイメージ。

 さて、午後15時に学校を出て、バスで佐賀駅へ。行きのバス50分の中では、フジファブリック「MONSTER」とANATAKIKOU「RUNAWAYFROM」の2曲をリピート。
 保護者会の講演は2組、私と、私のクラスの副担任を務めてお出での世界史先生。世界史先生のお話は、東大第1問(超長文記述)の過去十数年の問題が、現代社会(その当時に於ける世相)への強い意識に基づいて作られているという解説。歴史は鑑、「古(往にし辺)」ではなく「昔(向かし)」としての世界史というお話でした。
 私は、世界史先生が資料としてお配りになったプリントがB4だったのはまだ保護者会講演アマチュアの脇の甘さ、聴いて下さる方々の年齢層を考えたら生徒用B4を拡大してA3プリントを用意するべきだった、というお話を致しました(……あれ?)。

 地区保護者会の幹事(出欠確認から当日の会場手配から講師の招聘まで)は毎年高2学年のお父様お母様。だから今年は私(高2学年団)が5箇所も呼ばれたんですけれども、その中でも保護者様の顔ぶれを考えるに、私見ですが(強調)、ここの幹事学年は酒力が強そう。
 まぁ、要するに講演の後の歓談宴会では結構飲んだぞ、って話なんですけれども、まさか保護者会の酒で酔っ払えるはずもなく、K市に戻った後は「もりき」で独酌(っつっても、もう店じまい近くてマスターも飲んでたけどね)。

 一点痛恨。県境跨いでどっかに出かけたらクラス44人にお土産を買っていくっていうのを一応の恒例にしてるんですけれども、今回の佐賀土産は買い間違った。「あの」丸ボーロを買って帰らなくちゃいけませんでしたね。担当してる生徒の実家なんだから。

 ま「そのキャッチフレーズはだめでしょ。ビデオだと『獣欲棒を制す』になるのかな?」
 池「『寸止め地獄』とかいうサブタイトルがついてね」
 「このご時世に『ビデオ』て」というツッコミをしようかと思ったんですけれども止めときました。まっぴぃも「ガチホモだけに『さぶ』タイトル」っていうツッコミを自重して下さったんだと思います。お休みなさい。