自分たちのオリジナリティ

 この文章を書いているのは9月上旬、振り返ると、6日夜~7日朝の徹マンを含めて、私今回の上京では結局1週間に3回も徹マンをやってるんですよ。で、その1回目である56回生麻雀で、私ズタボロにされてるんですね。前夜に8人に食事奢って挙げ句に雀負けてどゆことやねんっつー話で、いや~相変わらず弱いな~で話が終わるかと思ったら、残り2回(対TQC18期、対56回生第2回戦)は完勝してしまいまして。どこに違いがあったのだろうと考えたら、実は勝った2回ってどっちも酒を飲まずに打ってるんです(飲み会明けではありましたが)。ボロ負けの今日を含めて、これまで飲み会明けの徹マンって絶対に最低でもビール4、5杯くらいは飲みながらって感じでやってたんですけれどもね。いや~、あれだね。泥酔しながら打つと負けるんだね。だって、飲まずに打ったら段々飲み会の酒が抜けてくるから、明け方になるに従って牌に書かれている文字がクリアに見えてくるようになるんですもん。こんな経験はじめて(きゃぴっ)。発見発見。気づくまでに10年かかりましたけれども。

 朝食を摂ろうという大学生に引き連れられて向かった先はまさかの「一蘭」。福岡県から上京してなんで「一蘭」やねん、しかも一杯790円の東京プライスふざけんな、と。ただ、最初のアンケートで「青ねぎ」と「白ねぎ」の両方に○をつけたら両方入れてくれるという情報を教えてもらえたのはラッキーだったかも。

 早朝にホテルに戻って、1時間だけ仮眠。普段は朝昼食べない私、しかも早朝にラーメン食った状態ではありますが、上京中大学生モードの時にはきちんと昼食を摂ると決めていますので、池袋西口の某回転寿司にふらりと入りまして。安くて美味しかったんだけれども、この店には二度と行きません。だって、一周回った皿のネタ、次から次から捨てるんですもん。「はい点検廃棄!」「いつでも美味しいお皿でご安心を!」って、あんた3分前に自分が作ったものをそうもポンポン捨てる人の手になるものなんか安心して喰えるかっつーの、って話で。

 ネカフェで遊んで(日記の更新です)、14時くらいに神保町に行き2時間ほどブラブラ。渋谷に出てタワレコ、矢野顕子さん・MAXの新譜や高橋真梨子のベストアルバムなどを購入。「tacata'」をウォークマンで聴きながら街ブラ、噴き出すのを堪えながら歩くこの背徳感(っていうのかね)。明らかにネタソングだっていう構えは、東京事変「能動的三分間」以来に出会った3分丁度という短さにも表れてますね、★★★★。後、高橋真梨子「桃色吐息」の新録がまんまエンヤだったのにも地味に笑わされる。

 卒業生で一、二を争う仲良しTくん(55回生)、この程東大1年生Mくん(60回生)、私が担当している現役高校2年生(63回生)3人という訳の分からない(コンビネーション3の2、がどれも初対面の)組み合わせで、「タパス&タパス」の夕食。元々Tくんとサシ飲みの予定だったんですが、明日に東大オープンキャンパスを控えた高2(3人とも東大志望の理系)から飯奢れメールがきたので合流することにして、Tくんは東大っつってももう社会人だし文系だし、ってことで急遽現役東大生で理系のMくんを招集した、って流れ。で、取りあえずまぁ東京行動初の高2はともかく、60回生まで待ち合わせに遅れるてどういうことよ、と。「全くもって有り得ないですよね」と、社会人2人で待ちぼうけながら話す。
 店でのトークは完全にMくん(と時々Tくん)まかせで、とにかく私はタパスをアテにビールにワイン。だって、高2の3人って、今後何も間違えなかったら(今以上サボらない、高2夏からエンジンかける、っていう王道踏んだら)多分通るし、話題は入学してからの学生生活についてで十分ですもん(ってわけで、今夜食事を奢った3人が落ちたら、今後どっかで「間違えた」ってことです。今以上サボったか、夏以降にエンジンかけきれなかったか、グレたか、とか)。

 遅くなる前に高2を帰して、二次会はTくんとMくんとを連れてどこのお店に行こうかな……とふらふら歩いていると見つかるもんだね香ばしい名前「中本」。東大一年生Mくんに「入ったことある?」って聞いたらノーだったので、酔い潰すよりは辛いものを味わってもらうくらいの方がまだマシだよねぇ、ってTくんと目配せしてから入店。「北極」と「蒙古」と「野菜」とを注文して、瓶ビールを飲みながらMくんにフルコースで味見してもらう。おっさんが若ぇのをヒーヒー言わしてやったぜ、ぐへへ。
 というわけで、Tくんとは月末にK市で会えるし、Mくんとは明日の60回生飲み会で翌日再開だし、ってことで飲みは程々にしてホテルに帰還。私、明日は「出張」の方の仕事がありますので、ベタ酔いって訳にはいかないんですのよ。