雨の日と月曜日は

 昨日、K嬢とE嬢と待ち合わせた池袋西口を颯爽と歩いて行った女性、声掛けそびれたけれども、多分56回生O嬢だよねぇ(髪、真っ白に染めてました)。E嬢も「駅ですれ違った」って言ってたし。

 お昼、「聖☆おにいさん」の舞台になっている街に電車で出向き、初めて降りたその街並みが漫画からは想像もつかないど都会だったことに大きく期待を裏切られたような気分に陥る。どう考えてもこれはあの街ではない、って別に街に怒ってもしょうがないんですけれども。落ち合ったのは卒業生(61回生)のTくん。今年、現役で一橋大学に進学した彼には、8月頭の一橋大学オープンキャンパスで上京した高2Aの生徒8人ほどとの食事会をお願いしたのです。大学の話とか色々してやってね~、と。
 で、昼食に入った和食屋で、その食事会の話や、大学の話(昨日までアメフト部の夏合宿だったそう)などを伺いながら、2時間ほど。食事会の費用とアルバイト代、今日の昼食代(私ったら真っ昼間っからビール2杯に日本酒2合とか飲んでるし)とを合わせて20000円くらい払ったのかな。いや~、夏のボーナスがあればこそ、定職は宝。

 電車で渋谷に出て、30分ほど歩けばそこはブルーノート東京。なるほど、ここに来るときに電車を使えば「マルシェ・デ・メトロ」なるど血痰ネーミングおされカフェを抱えたあの「表参道」駅で降りることになるわけね。夜はYくん(直近で徹マンやった56回生くん)たちとドンチャンするって決まってるので、食事もお酒も注文せずホットティー(900円!)だけで、ピアノを弾く矢野さんを真横から見られるベストポジションに着席。本日、「矢野顕子トリオ」ライブを初体験。Will Lee氏ベース、Chris Parker氏ドラム。
 ①BAKABON ②学べよ ③海のものでも、山のものでも ④With You in Mind ⑤1,2,3 ⑥リラックマのわたし ⑦変わるし ⑧在広東少年 ⑨ごはんができたよ ⑩Ain't No Mountain High Enough
 ①と⑦と⑧とは弾き語りでないバンド形式で観るのは初めて。④⑩の洋楽カバー、⑤のWill Lee氏新曲、近年の新曲②、ニューシングル③⑥はライブで聴くことそのものが初めて。⑥の途中で客席にリラックマの着ぐるみが現れたのに癒されたり、⑧で私が生まれる前のオリジナルアレンジ(傑作「ごはんができたよ」収録)の演奏がなされたのに観客一同が大興奮したり、アンコール(⑨⑩)前に「最近思い出せなかった曲名」というテーマで話している間に急に3人で「Never on Sunday」のセッションを始めたのに驚かされたり(「このくらいのことは、できるんですのよ~」だって)、ダイアナ・ロスの歌唱が大好きな⑩がアンコールで取り上げられたのに感動したり(格好よかった! Will Lee氏の歌声に惚れる!)、10曲にしてお腹いっぱい。舞台まで4~5メートルしかなかったし。
 ライブアルバム『荒野の呼び声』を聴いた時から思ってたけれども、ブルーノート公演の矢野さんのハジけっぷりは予想以上だった。10年続く恒例ライブを初鑑賞、もっと早く来ればよかった。来年以降も上京日程を合わせよう。

 土砂降りと雷鳴の中、30分歩いて渋谷へ。電車遅延程度の荒天だったようですが、予め遅れる旨知らされていた人以外は通常集合。店は渋谷「タパス&タパス」、って今回の上京で3度目か。私は同じものを毎日食べても全く不満を感じない人間。
 全て56回生、Yくん、Kくん、S1くん、S2くん(←東京初日の飲み会でも会った)。5人で肉喰ってパスタ喰ってビール飲んでワイン飲んで、2軒目はカラオケに行って1時間くらい歌って(選曲が、高2や高3のバンドライブに比べて微妙以上に古いのが面白かった)、S2くん除く4人で安定の徹マン。卒業以来会うのは2度目、私の勝手なレッテルでは「人間嫌い引き籠もりはぐれメタル的存在様態が都市伝説化」みたいな人かと思ってたらめたくそ人懐っこいキャラで「また呼んで下さいよ~」みたいな感じだったS1くんに誤解してて御免なさいと心の中で深くお詫びしながら麻雀的にはギタギタにする。んでもって「また呼ぶ」かどうかは窓口Yくん次第なんで私には何とも言いようがなく。

 旅行最終日も、結局ホテルには帰らなかったっつーことですね。さぁ、明日は体力を使うぞ。