そのあと 腰痛 足もと ふらふら

 3時30分起床、5時入りで高2課題テスト現代文を採点(採点のみ終了、集計は間に合いませんでした)。その後、1時間目に高1の漢文課題テストの出題があり、2~4時間目に150枚を急いで採点する。高1の5クラス(外部中学からの進学A組、内部進学のB~E組)のうち近いうちに授業があるのがA組だけなので、B~E組の生徒150人には今日の帰りのSHRで答案を返してもらいました。
 午後は、ゆっくりとA組60枚のテストを採点したり、相変わらずの汗だく応援団・装飾を冷やかしたり。

 職員健康診断の一環で、大学病院の(だったっけ?)女医さんと面談をする。
医師「お酒は毎日飲まれるんですか?」
患者「ええ、毎日……あ、私一人暮らしなんですけれども、実家に帰省している間は飲まないので、盆と正月以外は毎日ってのが正しいです」
医師「それはもう360日レベルですね」
患者「そうですね」
医師「ビールを1、2本とか?」
患者「350mlの缶のお話なのか、大瓶のお話なのかで違いますけど、とにかくその程度ならもう絶対。朝昼は食べずに、夕食の時間に飲む」
医師「あ、朝昼食べないっ?」
患者「ですね。昼は、食べることもありますけど。3日に1回くらい」
医師「あ、普通にお腹は空くんですね?」
患者「いや、空かないですけど、付き合いだったり手持ちぶさただったり」
医師「そ、そうですか。……夜は、食べ終わってから寝るまでの時間が短かったりしますか?」
患者「あ、もう食べて、っていうか飲んでって方が正しいですけど、とにかく終わったらすぐ寝ます。19時から1時間半かけて食事して、21時に寝る」
医師「21時っ?」
患者「ええ、21時に寝て3時過ぎに起きます。5時に学校に入って、夕方まで仕事をする」
医師「……この学校の先生って、皆そんな働き方を?」
患者「まさか」
医師「……ストレスで飲んでるってことなんじゃないですか?」
患者「大学生の時からずっとですから。僕の人生、成人以来ずっとストレスフルだった、ってことなんでしょうかねぇ?」
医師「いや、そういう風には。じゃあ、もうお酒が習慣化してるんですね」
患者「あ、『習慣』って言っていただけるんですね。『依存』って言われないなら嬉しいです」
医師「……言いたいことの切りが無いので一つだけ。どうか休肝日を作って下さい」
患者「そうですよねぇ」
医師「例えば仕事があった日はお疲れ様の意味で飲んで、仕事をしなかった日曜日は飲まない、とか」
患者「僕、土日も大体同じ生活リズムで仕事します。だから曜日の感覚がなくて」
医師「……」
患者「勿論、休肝日が必要だというのは事実として理解できます。よく言われますし」
医師「そうですよね、よく言われますよね?」
患者「お医者さんから言われたのは初めてですけど」
医師「嘘」
患者「病院、行かないんです。用事があったことなくて」
医師「……先生みたいな人、私初めてです」

 この話をしたらよっすぃからでっくん(F校→理3→東大病院→スウェーデンの大学)はお医者さんじゃないのか、と突っ込まれたんですけれども、そんなね、小学生から付き合ってるでっくんが、言っても無駄だって分かってる相手に「お酒は控えて」なんて言うわけないでしょうが。少なくとも、「お医者さん」になって以降は一度だって言われたことがないす。
 ……とかなんとか言いながら、55回生Tくん(帰省中)との「もりき」さし飲みで二軒目控えたのは、面談の影響があったりしてね。休肝日、作ろうかと思い始めましたし。

 江口夏実『鬼灯の冷徹(10)』読了、★★★★。