５時入りの学校ですが本日は授業無し、始業までの作業は体育祭が台風延期になった場合の代替時間割作成。１日延期の場合、２日延期の場合、３日延期不可故に中止の場合と３種類を作らないといけないのでもの凄く集中しても２時間ほどはかかります。どうか今必死で作っているこれが役に立たないゴミになりますように、と願いながら作成しました。
さて。８月末の夏休み課題テスト？ の成績、高２の夏の努力は大学合否の分岐点よ、ってあれっっっっっっっっっだけ口を酸っぱくしたのにあんたらホントにな～～～～～～～～んも聞いてなかったんやねぇ、って言うくらいの崩壊っぷりでアーゼン。応援団だ装飾だ高２ライブ（バンドのイベント）だ家族旅行だ、夏休みは色々あったんでしょうけれども、両立させようという意志の片鱗くらい見せてくれても良いんじゃないかと思うんですよ。でも、あれだね、隠すね、みんな能ある鷹なんですかね、片鱗も見せないね。しかも、文系、っていうか私が担任を務めるところのＡ組の崩壊っぷりったら、ない、これはないね。文系理系とか関係ないもん。文系のくせに英語乙丙で他クラスに平均点で10点差を付けられてるっていうね、もうどうしたらいいんでしょ。そりゃね、Ｂ組某氏に「正直言って、Ａ組に成績で負けるとかありえない」って言われますよ。馬鹿にされたっていうよりかは最早困ったもんだ的な苦笑混じりに言われて、担任返す言葉が無かったですもん。
大体、ホームルームを見たら分かる、Ｂ～Ｄは話を聞いてる、Ａは聞いてない。一昨年も去年も同じでしたけどね。別に担任を尊敬しろとか絶対服従とか言ってる訳じゃ無くてね、取りあえず物理的に担任の声が全員に聞こえる（情報として取り入れるか否かは本人次第ですけれども）状態にはしてくれよって懇願したくなるくらい壇上の人間を無視して自分たちの大切なお話に勤しんでる人達が、要するに朝一番に人の話は聞かなくて良いっていう構えを作った人間が、一日を知的に過ごすとか有り得ないもん。知的か否かって、他者（外部）からの有形無形の情報にどれだけ敏感かってことで決まるんですもん。それに関してはウチの組の子たち、やまいだれがついてますもん。
あ～あ、やっぱり２年前に辞職しときゃよかった、って思う。したら、この子ら、もうちょっとちゃんと人の話を聞く子になってたんじゃなかろうか。もうちょっとＦ校生の真剣さを身につけた子になってたんじゃなかろうか。もうちょっと勉強する子になってたんじゃなかろうか。
コーラス大会も教育実習週間もクラスマッチも、行事イベントはメチャクチャ一生懸命に取り組むし楽しめるし、個人面談なんかやってたら凄くいい子たちだし、はっきり言ってこれ以上望んだら贅沢だっていうくらい楽しいクラスなんですけれども、一人で勉強するということとみんなが集まった時に人の話を聞くっていうことが出来ない。要するに、１番大事なことと２番目に大事なことが欠落してて、３番目以降は何もかも揃ってるってこと。そういう雰囲気を醸成した責任は担任にあるって自覚してますから、毎日毎日がとても楽しくて、同じぐらい申し訳なく惨めな気持ちなんですね。
辞職願望を恩師先生や美術先生や保健先生に叱られた時に「近視眼的な選択はいけない」って（三者三様の言い方で）励ましていただいたんですけれども、そのことは今でも真率に感謝申し上げているんですけれども、長く務めて様々な学年を見送るっていう未来も予想できるんですけれども、それでもやっぱり、初めての担任として今担当しているこの学年が成功しないと、幸せになってもらえないとダメなんです、そうじゃないと意味がないんです。
それなのに、っていう気持ちが帰りのSHRで爆発しそうになったんで、そうなる前に教室を出て、年休を取って帰宅。今日は体育祭リハーサル初日でしたが取りあえずスルー。気分転換は昏々昏々と眠ることです。
