きったはったも さすがに疲れたな

 朝の職員室で、「ここにメスを入れるのは大変な痛みを伴うんですよ!」「そこを先生のお力で是非!」って、なんや政治家みたいなやりとりを、と見てみたら、何のこたない体育先生出張に伴う時間割変更の依頼でした。高1・高2が5クラス制に移行してて、例えば土曜4限だとクラス別授業が1日の内で完結しない等、時間割はギチギチなのですね。時間割の先生は大変。

 1時間目に高3文系専用漢文(別の先生と一緒に担当)出題。50人、50点分。通常の高3漢文なら200人の100点分の採点・集計に9時間必要ですが、今回は作業量が8分の1(50人の50点分)で済む上に、出来が良かったから1時間で終了(要するに、2限目のテストが行われている間に職員室で採点終了)。3限テスト監督で入ったA組の黒板に平均点と上位者を示したら生徒に「早い!」と驚かれました。普通です。
 放課後は有志自習会の監督をしながら、土曜までの授業・特講準備を完了。

 数学の先生の採点(確率)を見ながら。
 サイコロを3つ同時に振って出た目の積が6の倍数にならない確率、をいかに文系とはいえ高3が求められない理由が分からない。あんなに鮮やかに微積の難問を解ける人達が「確率嫌い!」とか泣き言を。定期でしょ? 点が欲しいんでしょ? 唸ってる間に、216パターンくらい数えりゃいいのにと思う。私は現役時代、微積は苦手だ(好きじゃない)けれども確率は得意でした(数えるとか言いながらねぇ)。