音は集まって私を呼ぶ 時にいたずらに謎かけしながら

 さて、台風が軽く接近中(明日の天気が荒れそう)。連休を利用して実家に帰ろうかという提案は仕事を理由に母君に断られましたので(介護職に休日は無い、厳しいですね)、私も粛々働くことに。
 5時入りの職員室で、生徒の某大推薦入試自己推薦文の添削、その後土曜日1~8限失神マラソンの板書準備。本日の京大特講(下村寅太郎)では「時計の時間」に追われる近代人、なんて話をする予定。ここは進学校の有利さか、生徒の頭の良さに頼れるところがあって、例えば高浜虚子の句を1つ挙げて「去年今年(分析)貫く棒の如きもの(渾沌)」とカッコ書きだけで生徒は一目瞭然の理解なんです。

 8限を走り抜けた後、「もりき」マスターに誘われて水天宮境内で行われている音楽祭を鑑賞に行く。出演者の中に、「もりき」の常連でF校の先輩でもある小児科医のY先生がいらっしゃるため。種々のジャンルの演奏を聴きながら、屋台で買ったつまみとビールを楽しむ。私は、差し入れに日本酒を3本持っていったのですが、「もりき」と一緒に観に来てたHさんや、Y先生と顔なじみのミュージシャンが続々やってきて結局全部空になってしまいました。こういう雰囲気、楽しいですね。
 音楽祭の後、常連組で連れ立って何軒かはしご酒だったみたいですけれど、私は1軒だけお付き合いして失礼しました。明日の添削がありますので。