肩に来て アイレは可愛と ささやいた

 嘗て59回生の文系諸氏が、多分図書委員長(F高史上初の女性委員長)を中心に、正規「合格体験記」に載せきれなかった有志の文章を集め、独自に文系合格体験記を作成なさったことがありまして。私も(担任団ではありませんでしたが高3時授業担当のご縁で)校正印刷に携わり、今担当している63回生の文系にもコピーを配ったりと活用させていただいているんですが、それが何故か一冊ネットオークションに出てて。1000円。どっからでしょうね。

 早朝に私服で学校に寄り、7時入りで勉強している(日常性の維持担当の)生徒E氏に、私が不在の間のおやつをどっさり渡す。「きみ、お菓子大臣ね」とかこんなこと言ってるからクラスの生徒の精神年齢が下がるんじゃないのか駄目担任。
 そういえば、もう7、8年前にネットの日記(以前のココログのさらに一つ前の場所で、今は読めません)で、自分が担任を任される日というのは永劫来ないだろうけれども、もし担任をすることがあったら絶対猫可愛がりをする、それで生徒が堕落するだろうから今からクラスの生徒たちに申し訳ない、と未だ担当していない生徒を既にして甘やかすような記述をしたことがありましたっけ。

 さて、昼前の新幹線は5時間かけて博多から品川。高3担当でも関係なっしーで「のぞみ」は東へ。車内では、車窓が踊るのを見たり、駅弁食ったり、CD聴いたり、本を読んだり。読了本はいつものごと旅行最終日の一斉更新です。

 焼き鳥のK市から上京して何故に飲み会を焼き鳥屋でやるのだ池袋「韓二郎」。焼き鳥と韓国料理の店で一次会、なのにどうして二次会で中華料理に行くのだ池袋「知音食堂」。上京最初の夜は、60回生文系5人と、定宿近くの池袋西口居酒屋で語らう。私と60回生とは、中2で週1回古文、高3で週2回漢文(理系は週1回ですね)を担当しただけ(非担任団)というやや浅めの関係。という中でお誘いいただけるのは有難い限り。集まった5人にしてみても、丁度良い同窓会みたいな感じになるのかな。
 屋号を覚えない私が、馴染みの「知音」は別にして初訪問の「韓二郎」は一発で覚えました。ここは良い店、レア気味に焼かれた巨大レバー串は、たぶんK市でもファンができるレベルだと思います。飲み会が楽しかったのは、店のチョイスの良さもあったね、と自賛の帰路、ホテルで健康睡眠。