わたしを見てるそのわたしを 誰かが黙ってみつめてる

 中島みゆきさんから美輪様からサザン。正隆さん伴奏の薬師丸に聖子に明菜に長渕。審査員がタモリに徹子。好悪は措き、昨年の歌番組の中では紅白が一番豪華だった、とは言えそう(つっても、他の歌番組は一切見ていませんが)。みゆきさん、朝ドラの曲に「嵐吹く大地も 嵐吹く時代も」の歌詞を入れてたのは、紅白出場を念頭に置いてだったのでしょうか。
 それにしても、復帰の明菜様は声が小さかった(歌声じゃなくて、トークね)。知らない人が観たら「全然病気治ってない! まだ早い!」って思うんでしょうねぇ(後日、初めて喋る明菜を観たというA組の某氏が大ウケしながら「あれはやばい」と言ってました)。

 母君が職場のもちつき大会で貰ったという餅を使ったお雑煮、「梅の花」で予約したおせち、これだけは毎年作る黒豆。おせちの重は一日中こたつの上、黒豆の鍋は一日中ストーブの上、テレビはあまり面白くないけれども一日中つけっぱなし。橋本環奈さんがふなっしーと一緒にトーク番組に出てて、あぁ本当に人気があるんだ、としみじみ。あ、あと、テレビのCMが不動産と保険と携帯と車「だけ」になってません?(後は中古販売と)。

 元日は筆まめの日。私は年賀状は本当に元旦に書く派なので、0時~2時・7時~10時の5時間をかけて120枚ほどの文面を。

 抗癌剤嘔吐ウイッグ愁嘆場、勝手な五七調で部外者(←患者本人ではない私のことです)が想像してた成り行きはきれ~にパスして、まさかこんなにのんびりゆったり新年を迎えることが出来ますとは。母子でお茶を啜りつつ、激動の去年末のことをどれほど「覚えていない」か、を語り合うことができる幸せ。
 ケアワーカーとして、介護の現場で様々な人の心身を救って(助けて)来た母君に、ご褒美が与えられたということなのでしょうね。

 2ヶ月置きの検査通院は、最初が1月センター直後、次が3月後期試験直後です。1月の検査で「異常なし」だったら、現在担当の高3には一切の影響が無しです。そのことが(母君の無事の次に)嬉しい。
 明日はその高3の卒業式に着ていく服を仕立てに行きます。