胸にとげさすことばかり

 5時入りで添削。の合間に、学年文集のタイピングも粛々。63回生学年文集、私がこの学年に関わるようになった中3(当時は中学41回生でした)から高3までの4年間で書いた文章を、「国語表現実習」「学校行事感想」「文化祭感想」の3パートに分けて収録。ベスト盤的収録ではあるものの、学年の生徒全員が最低でも一つは作品が収録されているようにするために、150頁の分量で割とぶ厚いものになっています。添削の気分転換に、ここのところず~っと一日数時間ずつPCに向かい合っているのです。卒業式には間に合いませんが、年度内(3月中旬)には自宅に郵送できる予定。生徒自身も忘れてるような、例えば中3の時に書いた「別離と邂逅について」なんて文章、青春病が炸裂してて、読むだけで恥ずかしいぞ~、いひひひひ。

 今週がテスト会の最終週(第3週。明日の木曜が国語の最終テスト会)。普通の学年なら、私大の受験や学校行事を離れた直前自習への取り組み等の理由で、2週目3週目になるに従ってテスト会の受験者は減っていくんですよ。それなのに、63回生は(私大の受験者が例年よりも少ないこともありますが)減らない。
 本誌直前のテスト会に、例年の人数減少を裏切る大挙参加……ってことは、担任団の添削採点の労も大きいわけでして。
 化学「もう、俺らを疲れさせんな、って」
 国語「自分で勉強できないのか、と。自習できないなら大学でも留年しますよ」
 化学「まぁ、俺らがそういう風に育てて誘導したってのはあるけど」
 体育「そんなこと言いながら、参加者が減ったら不真面目だとか落ちるとか文句言うんやろが」
 結論。2月のテスト会、参加したら留年、不参加なら浪人。