それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ

 5時入りで後期添削。合格発表は続きます。
 昨日提出された分までの添削は朝の時点で終了。その後、今日9日付で前期東大・京大・一橋受験の生徒が後期添削を持ってきた場合、全員に質問する。「頼まれれば今からやって明朝返します。ところで、明日は10日、合格発表です。合格発表の前日に前期不合格を想定した添削をするというのは、是非にと頼まれればやりますが私としては呪いみたいで若干心苦しい。合格への祈りも込めてこの添削は触らずに私がとっておいて、前期合格発表の後、必要があれば添削をする、必要が無ければやらない、というのはどうでしょうか?」
 7、8人の生徒の中で、A組「日常性の維持」担当の某だけが今日添削して返して欲しいそれが日常性の維持だからと答え、殆ど尊敬する。

 昨日、九大の合格発表の後、受験生が何人も学校に遊びに来て、私も文理問わず色々な生徒と話をしたのですが。その中で、理系某氏からお父様が二日市に焼き鳥屋を構えられたということを聞く。某氏は私がこの学年に初めて入った中3の時に担任を務めたのですが、その時の家庭調書には確かK市の有名なチェーン店にご勤務と書いてあったような記憶。独立をなさったんですねそゆことは早く言ってよ。
 というわけで早速偵察です。夜は、二日市の焼き鳥屋「G」にゴー!

 という計画をお話ししたら、近くにお住まいの体育先生が帰路の車で送って下さると仰有り、車内40分、63回生の色々な話をする。
 国語「初めての担任で分かんないんですけど、明日って凄い日なんですよねぇ」
 体育「そらもうF校でいちばん大切な日やもん。ただ、俺らは嬉しい悲しいで忙しいから、あっと言う間に終わってる」
 国語「夜の慰労会、楽しかったら良いですけど」
 体育「数次第やな。俺は、職員室の予想よりは確実に出ると思うけど」
 国語「私情抜きで? ってまぁ、私情も客観も区別がつかない4年間だったから、答えてもらっても詮無いって感じかも」

 西鉄二日市駅徒歩3分、焼き鳥「G」で独酌。店長であられる理系某氏のお父様の方から「池ノ都先生?」と聞かれました。直接「合格おめでとう御座います」が言えて満足。料理お酒、良。いつか63回生担任団とか卒業生たちとかと伺います!

 明日はF校のいちばん長い日、東大前期合格発表。文系担任にとっては、そこに京都と一橋とが加わりグロッキーが確約された日です。夜は、職員室を挙げて、ホテル広間で高3担任団の慰労会。