飛びかかれ 愛のちゃんちゃんこ

 上京出張のお土産を、Hさんちに届ける。今回は東京駅往復だったので、品川珈琲ではなく佃煮のセット。品川珈琲は月末の上京旅行の時にします。
 H「いけのっちゃん、昨日、相当飲んだでしょ? 顔がそう言ってる。上がってお茶飲んできなさいな」
 私「若い二人と飲んだんですけど、もう体力がついて行かなくて」
 H「うふふふふふ、もうそういう年なのよ~。中年よ~」
 私「でも、今夜も飲むんだろうなぁ、とは」
 H「そうよ、今日は『もりき』に行かないと」
 私「?」
 H「マスターが今日で還暦、お客さんが作った赤い作務衣を着て店に出るって。うふふふふ」
 それは是非観に行かねば。Hさんのお祝いは赤い包装紙でくるんだ日本酒だそう。というわけで、私は午後に学校から血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」に出かけ、皆で乾杯できるシャンパン(ロゼ)を購入。

 夜の『もりき』では、赤い作務衣のマスターと奥様とが花束(これもHさんから)と日本酒(赤い包装紙)とを抱えて仲良く記念撮影。ロゼシャンパンで乾杯をして、後は通常営業。
 の、店に入る前に母君と電話で今日のお祝いの話をして、「何がいちばんのお祝いになるんだろうねぇ」と話したら、即座に「それは、いちばん高いものを注文することでしょう」という即物的なお返事を賜り、お言葉通りいちばん高い2000円分の刺し盛りを注文しました(次に高いのは、1900円の鴨鍋)。