べしゃり暮らし

 3時半起床、5時に学校入りして授業準備・職員室整美その他の仕事。始業前だからいいかなぁ、と30分ほどPC室で昨日の日記の更新をしたのですが、これは丁度昨年度学級日誌を書いたり出席のデータをまとめたり教室のゴミ捨てをしたりという所謂「担任業務」に充てていた時間がそのままスライドした形です。

 さて、本日は本年度初授業、高3(64回生)の5クラスでセンター形式の現代文を扱います。教材は、昨年度(63回生)高3の初回と全く同じで村上陽一郎「自己の解体と変革」。
 板書計画を立て、朝のSHRの前に最初のクラス(高3B)の黒板に必要な板書を施しておき、喋る内容も初回だから50分授業を5分オーバーする程度の分量を準備して、8時55分の1限開始にテンションがZ超(ぜっちょう)になるよう「うおっっっっっしゃああああああっ!」ってなってた所で、西鉄電車落雷停止授業開始不可能1限は1時間遅れで開始ということが決まってこのエネルギーのやり場はどこよと奈落の賢者タイム(←使い方の適否は知りません)。
 1限開始時には気を削がれたというか勢いがかなり蒸発してたし、1時間遅れの授業開始の影響で50分授業が45分に短縮になったせいで55分の分量が収められなくなったし、初回にしてかなりあたふたしてしまい、折角のセンター初授業なのにお生徒さんたちにはご迷惑をお掛けしてしまいました。反省、二度目(センター小説初授業、松村栄子『僕はかぐや姫』)で仕切り直しをする!
 とは言え、授業中の演習自体はお生徒さんたち、しっかりと取り組んで下さいまして、学年200人の平均が39.1点(50点満点も39人)。これ、一年前の63回生は38.3点(50点満点は37人)でしたから、幸先はかなり宜しいんじゃないでしょうか。

 授業開始が1時間遅れで、授業・休み時間両方を短縮した慌ただしさも影響しているのかも知れませんが、6限中5限が授業だというのはかなりタイトですね。合間の空き時間(今日は4限が空きで、昼休みと合わせて1時間超)がこれから浪人をする卒業生との話で埋まったというのも理由の一つかも知れません。でもって、5クラスで同じ話をするというのも初めての体験で、1回目のクラスから5回目のクラスまででやっぱり話す内容が若干修正されて行ってる感覚がありました(一回目だから断言はしませんが、この修正の度合いは4クラス授業の時よりもかなり大きいんでは、と思います)。
 明日は、文系二次型の授業初回。東大の過去問(高樹のぶ子)を使って、さてどんな話をしましょうか。

 夜は、お気に入りの焼き鳥屋「Y」に久々。カウンターで吉行淳之介の対談集を読む。男女の話ばっかりなのが(分かって買ったとはいえ)ちょっときついし、大宅壮一の艶話なんて聞いたって頭に浮かぶのは今の大宅瑛子の顔だけだし、参っちゃいますね。
 今日の店の大将と、二日市「G」のマスターである63回生M氏のお父様はお知り合い(仲良し)だそう。同じ「鉄砲」関係なんでしたね。

 黄金週間の上京旅行の予定も少しずつ。オツカル様とのカラオケデート、56回生の「いつもの」人たちとの飲み・麻雀は既定路線。他に、59回生文系某氏から1件、63回生理系某氏から1件のお誘い。そろそろ日程調整を始めないといけないかなぁ。