甘いよ しょっぱいよ 人生 これの

 愛川欽也さん死去。肺がんですか、これは母君と話題の共有は無理ですね。小島功さんも亡くなったんですか。楠トシエの歌うあのカッパCMは、リアルタイムで観ているはずはないんですけれども大好きでした。

 8時に学校入り、続々と届く東大合格者の得点開示のデータをまとめたり、授業準備をしたりの仕事。
 得点開示は、とにかく英語の採点が厳しいのと、理系国語の点が出まくってるのに驚き。特に後者、80点満点で40点以下が皆無、平均取ったら45超とかになりそう。去年より10点はいいんじゃないかな(F高比)。但し、これは勿論答案の出来云々というよりは、今年がそういう採点基準だったということでしょう(というか、去年の採点が厳しすぎたんだと思います)。S予備校のカリスマ現代文講師であるS先生は、120字要約問題をきめ細かく(点を取らせるように)採点したのではないか、と仰有ってました。文系は、日本史の得点に7割・8割の人が多くて感心(知識もそうですけれども、ちゃんと思考して文章を書くことが出来た、ってことですよね?)。

 クイズ研究部の部誌印刷のお手伝い。部長氏が持って来られた原稿80頁の中には顧問である私が書いた小文(ミレニアム頃に流行った「東大風」クイズについて)・問題集(「問答会」「全人代」から60問)が6頁を割いて存在しているのですが、その最後の頁がずいぶん余っていたので、サービスでまだ出題したことのないオリジナルの問題を10題入れてみました。10年のブランクを経て挑んでみた「東大風」作問ですね。仕事じゃなかったらこんな恥ずかしいことはしませんが、生徒依頼原稿だとついつい(やる気が出る&子どもに戻る)。あ、小文の中ではちゃんと『異次元クイズ』の宣伝もしておきました。
 印刷・製本は高3部員3人と一緒に時間にして3時間ほど。部長氏には日曜出勤のお礼としてクレープを2つ頂きました。私が生クリーム好きと知っての狼藉(?)でしょうか。1つを今日、もう1つを明日食べます(一度に2つ食べる体力というか胃力というか舌力はもうありません)。「日曜日なのに出勤して頂いて申し訳ありません」と、63回生の坊やたちなら絶対に言わない台詞に感動です(「お気遣い無く、毎週来ておりますので」とお返事)。

 夜は、「もりき」で純米大吟醸の会。常連7人で集まって、普段入荷できないようなグレードの高い日本酒を飲むというイベント。顔見知りの人たちと一緒に、「山間」(新潟県)、「亀泉」(高知県)、「農口」(石川県)、「水芭蕉」(群馬県)、「賀儀屋」(愛媛県)の5種を堪能。ベテラン勢(私以外は70代・60代・50代ばかり)の一番人気は「農口」の純米大吟醸でしたが、お子ちゃま味覚の私は「賀儀屋」の澱がらみに一票。
 なんてイベントでほろ酔いになってる間に、然るお方とメールのやりとりをしていたら、畏れ多くも近くさし飲みにお連れ下さることになり。ん~、どきどき。