高３の授業で、センター小説は変わった（殆どの受験生の生活実感から「遠い」）設定のものが多い、という雑談をしました。その中で、私が99年度に受験した小説は小学生の男子が主人公で「近い」のかな、と思わせといて主人公が教頭先生の腕を噛んで血を飲むというシーンがある、と話したら高３生どっと笑ったんですけれども、これで『僕は勉強ができない』を読んでいる生徒が殆どいないということが分かります（何人かの生徒だけが「あぁ、あれね」という反応でした）。
時田秀美くんの後日談（インタビュー形式）を加えた文庫版が文春文庫から。最新の長編『賢者の愛』に大人になった秀美くんがゲストで出てきたのは伏線だったのでしょうか。発表から25年ですからね、今の高校生はあまり知らないのかも知れません。山田詠美さんの作品がリアルタイムで読めるというのは、私にとってはとても幸せなことなのですが。
因みに、99年に受験した時点で私はこの有名作品を読了しており、一行目を読んだ瞬間に「これはもらった」と思ったのですが、読解と読書とは次元が違うという残酷な現実の前に叩き潰されて50点満点の内の10点強。結果、センター試験全科目の中で国語の得点率が最も低い（200点満点中156点）という結果を叩き出したのでした。理３に進学したＯくんも「悪問だ」とお怒りでしたし、何より原作者の山田詠美さんがエッセイで出題内容に疑問を呈しておられました。
あたしの気持ち？ それは……… それは まあ、いいじゃないの（by中島みゆき）
とある筋から、メールにて今年の東大五月祭の様子をお教えいただき。やっぱり「虹コン」のライブは盛り上がったんですね。
その当日の朝は、東京のオツカル様とやりとり。
オ「虹コンちゃんのライブをオタクとしては行かないわけには行きませんな突撃でござる精神で見に行くべきなのかどうか」
池「最前列でキラキラ棒（サイリウムって言うんだっけ？）振ってるイカ東がいたら、８割方がカリ先の教え子です」
オ「家でゴロゴロしてたら間に合わないからあきらめた！ にしてもカリ先でイカ東とかいやらしい」
でもって、その「とある筋」からのメールによれば「虹コンライブも、最前列は63回生がズラリ。62回生もずらり」だったらしいです。そらそうですね。オツカル様曰く副委員長氏は「フォロアーの偏差値が日本一高いアイドル」だそうですから。
３時過ぎ起床、５時学校入り。５時に学校に入るためには家を４時40分に出て歩くんですけれども、この時間の空がどんどん明るくなってきました。マラソン人が行き過ぎる（by五輪真弓）、その表情がはっきり見えて夏です。
職員室で添削（九大二次、藤田省三）、中３授業準備、職員室ゴミ箱整美、PC室で日記更新。授業は１・２・３・５限。４限と昼休みは進路指導室に（アポ無しの）お客様で応対の後、卒業生から郵送の答案を添削。
他の方々が忙しく働く中で申し訳なさが半端じゃないんですけれども定時の17時に学校を出て、西鉄の書店に移動して買い物。ミスドで読書、バスで帰宅。夕食は「もりき」で冷や奴と和風パスタ。瓶ビールはキリンが期間限定で発売した「一番搾り 福岡づくり」。九州麦芽のうまみをアピールポイントにしているのですが私の評価もマスターの評価も同じで「味が薄い」。毎年「秋味」は２ケース仕入れるのですがこちらは様子見で１ケースにしてて正解だった、という結論。
家に帰ってDVD『悪魔くん』は第19話「奪われたソロモンの笛!!」。DVDを観るため「だけ」に使っているノートパソコンの調子が不調（購入して８年なのに）、買い換えるならポータブルのBlu-rayプレイヤーかなぁ、と思い56回生の家電王子・Ｏくんにtwitterで質問を飛ばして「おしえて君」（by佐々木敦）になってみました。
「おしえて君」は本当は「クレクレ君」って言うんですか？ そう言えば買ってましたKANA-BOONのニューシングル「なんでもねだり」、★★★。KANA-BOONの最近の３曲入りニューシングルは２曲目を気に入るの法則（今回のシングルなら「watch!!」）。
