はれた日は学校をやすんで

 本日は、5月のGW上京旅行の時以来、47日ぶりに学校に行かない日。終日出張です。

 4時過ぎまでたっぷり睡眠。出勤の服装(ネクタイを締めるってことですね)に着替えてタクシーで西鉄K駅へ。6時半開店直後のミスドに飛び込み、ドーナツとコーヒーの朝食、浪人生答案の添削。7時12分の快速電車で薬院に向かい、本日はK塾福岡校にて、63回生(浪人生)の第1回校内模試受験の監督。
 文系・理系がそれぞれ別室、①英語、②数学、③国語、④理社、という120分×4教科を朝8時半から夕方18時半までかけて一気に受験する(現役生は2日に分けて受験)という荒行。ですがそこは浪人生活の愚直が養った体力で乗り切るってことで一つ。
 監督と言っても身体は1つ教室は2つ、ってことでずっとはりついている必要はなく、問題配布と答案回収だけだったら楽なんじゃないか、と想像してたらこれが思いの外忙しいでやんの。学校が準備した問題や配付プリントの仕分け、生徒から集めた受験票・受験料・各答案の名前や順番のチェック、リスニング用のCDラジカセの借り受けや返却、等々細かい作業が連打で、意外と身体が休まる暇がない。身体が休まるというか、昨日の東大・京大特講の答案を添削しないといけないのにゆっくり座って採点をする暇があんまりない。細切れの時間を見つけて赤ペン青ペンガッシガシ……の所へ文系某が遅れて来やがったよ。

 某ったら「日曜の寮は朝起こしてくれん」とか赤げたことぬかしながら遅刻しやがったから、控え室の私のデスクの横で休み時間なしのノンストップ受験を指示。
 某「昼飯……」
 私「食いながらでいいから解け」
 某「じゃあコンビニで買ってきま/」
 私「その時間が勿体ないから僕がパシる、っつってんだよっ!」
 公立よ、これが私立だ。我ながら何というツンデレ餌付けーしょん、塾近くのローソンで一番高いおにぎり・サンドイッチ・惣菜パンを買って、デザートにスフレまでつけたったわ。金は要らんから点を取れ、食えなかったら持って帰れっ!
 実際の所、某は体調不良ぎみだったそうで。頑張って受けたのは偉いという評価にするのか、昨日の日記でも書いた通り「受験は非日常」に対する胆力をつけるべくそれでも遅刻すんなよという評価にするのか。難しい所ですね。「日常性の維持」を私に叩き込んだ国語科恩師先生の別の教えには、「疲れては(憑かれては)いけない」というものもありまして。

 18時30分に模試は終了、20分程かけて後片付けした後、全ての答案が詰まった紙袋を両手に提げてK市へ電車で戻る。K市からはタクシーで自宅経由(答案を家に置いておくため)で「もりき」。20時前に入って、21時前には退店の短時間滞在でしたが、ビール1本としっかり日本酒は3杯(2合半)。茨城県の「来福」が出してる「MELLOW」というのが(名前はあれですが)久しぶりに好みにドンピシャの味で大興奮。

 21時30分就寝。結局、土曜日の特講の添削は8割程度しか終わりませんでしたが、明日5時入りの職員室で神速かませば何とかなる、と思う。頑張れたっぴぃ。