未練盃 重ねるたびに あんたの夢が 積もってゆく

 5時半学校入りでデスクワーク。授業は文系東大コースが1コマで、教材は05年文系の小池昌代「背・背なか・背後」。校内模試で「ズバ的」した問題、と事あるごとにドヤ顔で言ってるのに肝心の校内模試の問題は決して見せないのは同じ文章を使っているのに問題のクオリティが全然違っているから。就職1年目の私、今(05年の東大の問題を見た後で)思い出したら顔から火が出るくらいに本文が読めてませんでした。東大の設問、問(一)と問(四)のと対応、問(二)と問(三)との対応、この二つの対応を軸に四つの問いで本文の構造を完全に押さえられる美しさは素晴らしいの一言。そして、問(二)傍線内の「頭蓋骨」の比喩の卓抜さにも瞠目させられます。筆者・出題者の言葉の見事さに、さて解答者の言葉は応えられますでしょうか。
 上記授業は4限だったので、昼休みと5・6限を使って添削を全て終わらせ、答案は帰りのSHRで返却してもらいました。放課後は、進路指導室で校内模試の出題者講評をまとめる仕事。17時からは校内模試の採点後の科内検討をするための国語科会議(終業時刻から始まる会議ってのが凄いですね)。
 その②校内模試に関して、文理共通の評論を作成採点なさった先輩先生が私の所にお出でになり、63回生浪人某女子の答案が現役浪人合わせて270枚の答案の中で文体といい内容といい一人だけ群を抜いていた、と感服の表情。先輩「彼女は他のも出来るの?」 私「国語の中の他科目という意味なのでしたら、出来ます」 現代文(と漢文)とは在学中から抜けていましたね。

 夕食は「もりき」にて久しぶりに鍋を注文。先日仕入れたホンマグロのつみれを小分けにして冷凍保存していると聞いていたので、つみれ鍋を作ってもらってポン酢で。〆はマスターオススメの春雨。

 シルバーウィーク上京(21~24日)は、初日(21日)の徹マン決行決定結構結局Y・K・O・Nといういつもの4人衆が全員揃うことになりそう。さて、集合時刻ばらばらがデフォルトの4人を相手に、今回はどこの店に行こうかなぁ。22日の夜が池袋「韓二郎」なんで、それとは毛色の違った店を考えたいところ。
 遊びの計画ばっかりですけれども、12月30日の清水ミチコ武道館のチケット抽選にも申し込み。これは2枚でチャレンジして、当選したらオツカル様とご一緒することになります。