少しずつ おとなになる 悲しみを かぞえるたびに

 白石加代子ドン・ガバチョて。

 内容を詳しくは書けないんですが、本日或る後輩先生とお話している時に、今自分がやっているのは世間で言うところの新人教育に該当することなのではないか、と思い当たって愕然とする。数年前、別の若手先生が生徒からおもっきり弄り倒されてた時に横から「それは僕の仕事なのに!」と嫉妬丸出しで文句言ったあの時から兆候はあったのかも知れませんが、生涯どペーペーを以て任じていた身としてはアイデンティティークライシスを感じずには居られません。
 「もう、抉(こじ)らせなくてもいいんだよ」という優しい言葉で確実に肺腑を抉(えぐ)られる生き方してる人、きっと少なくないですよねぇ。

 6時入りの学校でデスクワーク、授業は文系(非東大)二次型演習が1コマ(坪井秀人・柳宗悦小泉義之梅原猛、のアラカルト)、センター小説(加賀乙彦)が2コマ。
 授業は4限で終わり、午後は明日開催される高校体育祭の直前練習。騎馬戦が廃止になり代わりに始まった騎馬リレーという競技が逆にどれだけ危険か、試走練習を見届けてやろうぞと思っていたのですが、丁度職員室にお出でになった63回生浪人某氏と話し込んでしまって見ることができずこれは本番までお預け。

 夜は西鉄電車にのって二日市、焼き鳥屋三指の「G」にて独酌。サンマ焼き、牛叩きカルパッチョ、串3本(つくね・ナス・手羽先)、焼きめし。食い過ぎ。読書は「しゃばけ」新作と土屋賢二
 帰りの西鉄ミスドなんて買っちゃってデブまっしぐら。