約束するのに時間がないのさ 早くして

 東京同窓会の幹事が宣伝で推してるコンテンツ「普段の女子の姿とF校の女子力」ってのは確かになかなかの文句で、多分なまじっか共学時代を知ってる最近の卒業生からは失笑冷笑嘲笑蔑笑の嵐なんでしょうけれども、言っときますけど次の中学生徒会長、女子ですからね。立候補2人がどっちも女子だから投票前から既に決定してるんです。議長の立候補は男女1名ずつですからどちらになるかは分かりませんが、場合によっちゃあ生徒会長・議長共に女子なんて事態が今年度中に出来する可能性もあります。あのですね、F校、ほんとに別の学校になっちゃうんですからね。

 3時半起床、5時学校入り。
 徒歩道すがらのファミマで缶のスターバックスコーヒーを2本と氷(プラスチックのカップに入って、ふたとストロー付きで100円)とを購入。このファミマのカップ氷、275gの缶コーヒーを注いだら完全にすり切りいっぱいになる(ふたもちゃんと閉まる)ところがお気に入り。自分でも飲みますし、お客さん(卒業生)と長話するときに注いで出したりもしてます。
 昨日残していた添削の残り、授業準備、本日の授業の板書計画、職員室と印刷室とのゴミ箱整理、PC室で日記更新。

 始業後は、1・2・3・5・6・7・8限が授業という全力疾走の一日。1~6が5クラスでセンター授業(08年追試、高橋巖)、7・8限が文系東大現代文特別講義(03年、小松和彦)。あいてる時間は4限と昼休みとですが、(卒業証明書を受け取りに来た)卒業生と話したりセンター授業の採点をしたりと、なんだで余裕はなし。元々食べはしませんが、昼食の時間を捻出するのは難しいでしょうね。高1・高2は一日が7限授業なので、5クラス5限授業を行っても2限分の空きがありますが、高3は特講を7・8限目に行う関係で一日が6限授業、ここに5限をぶち込まれたら他には何も出来なくなります(どうかしたら空いてる1限に科会や部会が入ってきたりする!)。来年度(本当は高3まで5クラス制が完成した今年度)以降、時間割の先生の工夫のしどころですね。
 さて私の今年度は中3漢文が4コマ、高3現代文が授業12コマ、高3現代文特講が8コマ、で週24コマ。多いは多いんですが、土曜が6コマ、月曜が7コマで併せて半分超ですので、週末週明けに激走したら残り(火~金曜)は比較的楽なんですね。日曜日は添削仕事で一日ですので、サザエさん症候群とも無縁で居られます。「日常性の維持」原理主義者にとっては有難い時間割と言えましょう。
 でもって、本日のセンター授業は前回から2回連続で評論。03年本試(山下勲)と08年追試(高橋巖)とを裏表にすれば、デカルト的近代(我思故我在)の一般的定義・批判的分析の両方を見られます。で、今日の教材研究(の脱線)でシュタイナー教育について調べてたら斎藤工が東京シュタイナーシューレ出身というトリビアが。センター解答用紙(B5)の余白に毎回つけている埋め草(マンガや辞書や小説やエッセイや)は、今回は黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』。芸能づいた一日です。
 7・8限の東大特講は、土曜日に行った理系特講と中身が同じ。理系が漢字5題「未練・停泊・託宣・墜落・被災」で平均点3.2だったのに(低い!)驚愕したのですが、文系は平均3.8で沽券。

 5時から18時までノンストップで仕事したら、流石に他にやる気は起こらない……ので、特講終了後は職員室で漢字の採点と記述解答の文末チェック(「なぜ→から」「どういうこと→こと」「どういう気持ち→きもち」という、設問と解答文末の呼応を確認)とだけを15分程度で終わらせて残りは明日の始業前(5時~)に回す。
 家の近くの焼き鳥屋「K」に寄り道して、お好み焼き(絶品)を食べてから帰宅。こういうゴテゴテのソース料理なら、日本酒がアル添でも気にならないんですね。でもって、読んでる本がつまらなくても大丈夫なんです(橋本治は面白いに決まってる。問題の案件は『言霊たちの反乱』、短編2作目、相当頑張って10ページくらい読みましたよ、とほほほ)。