高くその旗を振りかざせ 振りかざせ

 56回生「いつメン」5人で徹マン。最初の半荘は私がダマの「清一色・海底・赤ドラ」でN西くんを飛ばして終了、でしたが2着だったので2着抜けのルールに従って次は見学。
 旅行が楽しみすぎて4時起きとかしてしまった小学生みたいな35歳中年の体力は朝まで保つのでしょうか? 22時から始めて0時(観戦中)の段階では「今の所はバイキンマン並に目がランランだけれども!」とかアホみたいなtweetしてるくらい余裕かましてますけれども。

 【朝7時過ぎのtweet140字×2】
 56回生徹マン終了、カフェで軽食後、解散。今から渋谷→池袋のホテルに戻り仮眠。麻雀は22時~7時で実に9時間! Iノ都+112、O蔵+56、N西-26、K坪-69、Y丸-73、のお接待でした。全員朝までバリバリ元気だったのは、禁煙だったのと、昨夜の薬膳火鍋が効いたのとが理由かな。
 毎回出て来る「いつまでこんな遊び方が出来るか」談義。リアル高校生で通じる(人間のカテゴリーとしては金田朋子とかと同じ)O蔵くん、高校時代から外見・体型に変化のないN西くんは暫く大丈夫。Y丸&K坪くんは普段の過労&不摂生を避ければ。Iノ都くん35歳が一番不安ですが、後5年くらいは?

 嗚呼、上記tweetが壮大なフラグになってるなんて!(と、それはまた別の話)
 結局、仮眠とか言っても2時間くらいで目が覚めてしまって眠れず、シャワーを浴びて池袋散策に飛び出す。本日のメインはジュンク堂・神保町です。

 旅行中のツイ廃モードで、オツカル様のtweetにメンションかましたりする。
 オ「祝儀袋買いに行こうかな」
 私「中身も忘れちゃ駄目よ、ピン札よ」
 オ「もうピンピンですわ」
 私「手が切れそうなやつよ」
 オ「縁も切れるやつですね!」
 私「金額を間違えたらだめよ、ユーが縁を切られるよ」
 オ「一生結婚しないとこうやって搾取される養分として生きていかざるをえないんですね(涙」
 私「新郎、出身が北海道なんだから会費制にしやがれ、と」
 オ「僕の中の赤瀬川原平がなにか違うものを祝儀袋に入れてしまいそうです」
 私「あんた、まさか、ご祝儀を、千円札で……?」
 オ「30枚入れたらええんやろ!」
 私「こち亀の名作『江戸っ子すし講座の巻』やないか」
 オ「一円玉30000枚、30キロか・・・」
 私「この会話の一連のネタは全部クイズ知識、流石連盟!(←TQCにおける役職の名前。オツカル様は「連盟」、私は「副会長」でした)」
 オ「TQC18期本当におかしいのは(新郎含む)非役職陣説が立証されるのが明日やぞ」
 私「なだいなだみたいなこと言うね。僕の場合は酒に勝つか負けるかが立証如何の分かれ目になる勝負で、それが勝負なら結果は見えてる気も。披露宴のビールがキリンだったら始まる前から腹見せますわ。そん時ゃ後は任せた!」
 オ「祝儀分飲もうとしてる! 21世紀の椿鮒子だ!」
 私「誰が吉里吉里人やねん、父親も居らんのに父と暮らせばやねん」
 嗚呼、この阿呆みたいな会話が壮大なフラグになってるなんて!(と、それはまた別の話)

 聖地・ジュンク堂池袋本店での買い物は、冊数こそ少なかったのですが、『美しい知の遺産 世界の図書館』という大型本が新生児並の重量だったので、学校輸送手配。
 昼食は取るか否か迷いましたが、目覚まし代わりだと思って西口「中本」で蒙古タンメンを。通常の辛さのメニューにしましたが、これ、北極行けたな。
 神保町に移動して、文庫が充実している古書店を片っ端から訪問。上田三四二森有正・別宮貞徳・森銑三、等々いつもの方々のご本を買い込みまくる。

 渋谷に移動して、先ずは伊東屋でシャーペンを購入。コルクのやつは1000円と高いんですけれども手になじんで好きなんですよね……と、歩いて東大駒場に向かう道すがらで袋を開けたら間違えてボールペン買ってた、と気づいた時点で「あれ、僕、寝てなさ過ぎて頭おかしくなってるんじゃない?」と気づいてどっかのネカフェにでも飛び込んで仮眠を取ればよかったのに、ああ、壮大なフラグ!(と、それはまた別の話)

 18時30分5限終了の我らがA組出身東大文系Mくん&Bくん、と神泉イタリアンでお食事会(18時50分神泉駅待ち合わせ)をするまで、2時間以上余裕があったので、渋谷駅から歩いて駒場東大、イタトマで読書でもしてよ、と思ったら、流石シルバーウィーク全無視で通常講義の大学、今年30人も進学したF高63回生陣に会う会う。
 先ずは、これは縁無き衆生(?)から観たら確かに「ウザい!」、生協前広場でダブルダッチの練習に勤しんでいる我らがA組出身のEくん。この後M&Bくんとの食事会に関して、Twitterで「4人テーブルのうち3席が埋まってるから後1人は大丈夫よ」ってエアリプ飛ばしたのを「いや~、俺かな~とも思ったけど~」と所謂「既読スルー」したということで安心して仏恥義って3人夕食に出かけられますわ。Eくんとは、次の上京(同窓会)の時に美味しいものを奢る約束をしております。

 お次に近づいてきたのは、おおっ、夏のK市のサシ飲みの時は絵に描いたようなぶっ潰し方をしてしまって申し訳ありませんでした、の61回生Hくん。
 私「済みません、自分が飲むのに夢中で隣の方の体調を気遣えず」
 H「いえいえ、僕の方こそ本当にご迷惑を家族が絶対先生に謝っておけと申して」
 私「家族と言いますと、2人で乗った帰りのタクシーの中から『迎えに来て欲しい』と電話をかけたお父様やお母様で御座いますね。まぁ、私に謝るよりは、元担任の××先生に謝られた方が」
 H「えっ、何でですか?」
 私「あ、覚えてない? きみ、タクシーの中からお父さんと間違えて××先生の携帯に電話を掛けて、『お父さん、迎えに来て~』って」
 H「マジっすかっ! うわ~、全然覚えてなかった! っつか知りたくなかった! 僕、最悪じゃないですか~!」
 あぁ、また一人可愛い卒業生を斬ってしまった。

 本当に続々会うね、先日お父様お母様を通じて職員室63回生担任団にお土産を頂いた理系Sくんを始め、Uくん・Kくんがやって来て近況報告立ち話。
 私「いや~、見つかるもんだねぇ。やっぱ男く祭Tシャツ着てるから目立つんだね」
 E「てめぇがでけぇからだよ」
 と、それこそこの後夕食のBくんがF高出身ではないお友達と二人連れだって購買部へイン、こちらには気づかず。
 E「ほらっ、Bちゃんこっちに気づかんやろ? 俺すぐ先生見つけたやん? でもあっちは気づかんやん? あ~もう、あいつF高捨てとるわ~、A組やないわ~」
 私がでけぇんじゃなくててめぇがちっせぇんじゃないのか。

 電車で神泉に移り、店の場所を思い出しがてら一回歩いてみて、先に店で会計を済ませてから「連れを迎えに行ってきます」と再び駅待ち合わせの場所へ。駅前ローソンで我らがA組出身東大文系B&Mくんと合流し(流石バンドマンMくんは大きなギターを抱えておられました)、名店「I」にてイタリアンのコースを。
 未成年とトークしながら不良教員はスパークリングワインだビールだワインだをガンガン呷りつつ、もう記憶の彼方になりつつあるでしょう高校時代の話や、大学での生活や勉強の話や(聞き手の私も人文系ですから、講義でこんな話をというのを面白く聞けるのです)、その他私が思いついた益体もない話や、で割に盛り上がる。温和しい二人なので、盛り上げきれなかったらどうしよう、とドキドキしていたのですが杞憂だったようで安心。特に、体育会系disにMくんが嬉しそうに食いついたのは印象的。超がつくほどの大企業に体育会系気質が多い理由とか、縦の繋がりは強いけれども個人の人格才能由来の尊敬が醸成されにくい理由とか、色々言い垂れたい放題言い垂れました。あと、第一志望を言ったら生徒も保護者もクレーマー(昨日の日記参照)というのもきっちり笑ってもらえて良かった。「MくんもBくんも立派なクレーマーだった」と言われて笑えるのはそりゃ通ったからですけれどもね。

 神泉から渋谷道玄坂に歩いて「カラ鉄」。初めて夕食をご一緒のMくんについて、今回が三度目のBくんとの事前のメールで「Mくんはカラオケ好きだから」という情報を得ておりまして、でもってMくんのバンド演奏は「男く祭」で二年連続で拝見(拝聴)していたのですが……。
 私「豹変やないか!(爆笑)」
 B「(微苦笑)」
 いや~、凄い! 若い! でもって選曲がエモ白い(エモい+面白い)! 食事の時とはテンション雲泥の「バンドマンスワラナイ法」で熱唱の曲は、例えば後からオツカル様をして「その選曲は見所がある」と言わしめた「きらきら武士」(レキシ)だとか、私の心臓にど直球の「Tell Me,Sister」(中島みゆき)だとか。業が深いです。でもって流石のバンドマンはカラオケ演奏でも分かるんですかね、私が「ばいばいどくおぶざべい」(中島みゆき)を入れたら「ベースが凄いですね」って。「原曲では細野晴臣が弾いてる」「へえ!」
 BくんMくんの「エモ中心」の選曲に35歳はついて行けない。その代わり、「ラーメン食べたい」(矢野顕子)の歌詞は未成年にはまだ分かんない、とかいう感じの2時間超。因みに、35歳の選曲でいちばんエモかったのはBくん曰く「赤い戦車」(ヤプーズ)だったそうです。
 いや~、それにしても、オツカル様・FKC(F校カラオケ倶楽部)以外のカラオケでこんなに楽しかったのは初めてだわ。これはいつかおかわり延長戦がしたいなぁ(曲目を考えとかなきゃ)。