継木を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ

 年休明けて通常出勤(5時)。なのですが、3時45分の起床の目覚めがこんなに良いのは初めて。というか、夜中に一度も目を覚まさなかったのが本当に久しぶり。フッカフカのベッドって、やっぱり眠りの質を上げるんでしょうか(引っ越しで疲れてただけかも知れませんけども)。
 初入浴。旧居は私が体育座りしてギリギリ、という狭い浴槽にただ湯・水2種の蛇口をひねってお湯を入れるだけという簡単な構造だったのですが、新居の浴室は全然違う。私がゆったり足も背中も伸ばせる(オムライスの型みたいな形の)広い浴槽に、ボタン一つで「42度のお湯を、200リットル注ぎます」と機械から女性の声、注ぎ終わったらパッヘルベルのカノンでお知らせしてくれるのは私が戸川純のファンだと知ってのことなのでしょうか。うん、寂しくなったら私この女性と会話するようになるな。「42度って、ちょっと熱くない?」

 湯冷まし徒歩出勤15分、は大雨の中傘を差して。旧居徒歩20分の時は、雨が降ったらタクシーを使っていましたが、この距離ならさすがに不要か、と判断。5時入りの職員室で添削ガシガシ。
 本日は授業2コマ、がどちらも文系二次(東大コース、非東大コース)なので授業後にその添削もガシガシ。浪人生の添削もガシガシ。どちらも、引っ越しに伴うゴタゴタで若干以上に遅れ気味で申し訳ない限り(私生活を仕事に影響させるのはこれを最後にしたいところですが……)。

 珍しい添削依頼も。日曜の地区保護者会の講演資料に09年東大『白』(原研哉)の高3授業プリント一式を用意し、講演で「お解きになったら添削致します」と一笑い入れたら、保護者の方ではなくそのご子息の高1生が解いて提出しにきました。見知らぬ子なので、じっくり時間を掛けて(誰でも読める字で)添削。40点中14点でしたが、これは初めて東大を解いたなら立派な得点だと言えます。

 夜は、FKC(F校カラオケ倶楽部)のメンバーである某嬢とのさし飲みで、寿司屋で新居新生活について色々アドバイスを頂いたり仕事の愚痴を言い合ったり。大雨の日だったので客足は鈍く、いつもは賑やかな人気店(だそうです、私は初入店でした)が今日は私たち一組だけで贅沢気分。
 2軒目はFKC御用達のライブバー、だったのですがお店の都合で歌唱NGの日だったのでマスター・常連さんとのお話だけ。不完全燃焼は3軒目で発散、という誘惑は滅茶苦茶強かったのですが、お互いの明日の仕事を考えて断念(大人になったというのか年を取ったというのか)。シルバーウィークの63回生M&Bくんとの「エモカラ」が楽し過ぎて、今カラオケ熱が沸騰しています。