次の目的地を描くんだ 宝島

 とある先輩先生のお嬢様が通う小学校では、先日行われた運動会の人間ピラミッドが7段だったそうです。いちばん下の「児童」の膝が痛くなるのでグラウンドにマットを敷くというのが唯一の「安全対策」だったそうで、5段・6段ならマット無し。親教員(そして児童が)本気で感動してるっていうなら、学校現場、本物のディストピアになってますね。

 「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ」の老婆破壊力で試験当日のTwitterが荒れに荒れたのも記憶に新しい11年のセンター小説は加藤幸子「海辺暮らし」。某生徒が老婆の台詞をパロディにして答案の隅に書いてきた【トキドキ意識ガ遠イトコロニ行ッテシマウノデス。アナタノ楽シイ授業ヲ(ry】というメッセージには、【私モ授業ヲシナガラ意識ガ遠イ現代文ノ世界ニ行ッテシマウノデス。アナタノ楽シイオ顔ヲ(ry】と返事。

 Hさんにご紹介頂いたK市内の電気店(個人経営)でテレビとDVDプレイヤー、そして洗濯機を購入することにしたら、偶然にも仲良し事務嬢さんのご実家の近くのお店で、事務嬢さんの新居でもお世話になったとのこと。これは縁起の良い偶然だと本日早速電話をかけたら、明日部屋を見に来て下さり、在庫状況次第では明後日商品を届けて下さるとのこと。明日は授業なしの日なので、12時の予約をして昼に1時間の年休を取ることに(昼休みの時間と合わせて2時間の外出が可能になります)。

 さてさて、本日いちばんのトピックは朝の職員室に国語科恩師先生からの玉葉が届いていたこと。先日は路上の挨拶のみの失礼を伏して、のお言葉に縮み上がりながらも嬉々としてお返事を書く私。母君のこと、新居引っ越しのこと、先日昼飲みをした(不良になったなぁ)でっくんのこと、大学生になった63回生のこと、今一緒に遊んで(?)いる64回生のこと、等々。お返事に書いた内容と関連して、今年度出題しようとしている校内模試の問題をご一緒にお送りしました。解答欄をつけたら「解いて(模範解答を教えて)下さい」と申し上げるみたいになるし、解答解説をつけたら「添削をして下さい」と申し上げるみたいになるし、問題だけ。今年いちばん読んで腑に落ちた(生徒と共有したいと思った)文章はこれです、ということをお伝えするのが目的です(そういう文章だけが問題になります)。
 先生から頂いた玉葉には先日行われた小松和彦の講演資料が付されており、これは授業で紹介できますね。しゃーわせ。