山のあなたの 空遠く 「幸」住むと 人のいふ

 2日連続で2時半起床、昨日と同じ手順で添削をサクサクと進めて、出勤の4時45分には昨日の東大文系特講22枚が終了。5時入りの学校では、授業準備や昨日のセンターテスト会(マークシートリーダーで)採点、卒業生の答案の添削などを。

 1~4限は中3漢文の授業。本当は水曜日なのですが、高3の学年行事の影響で時間割変更。の後で、中3の某氏から作文の相談を持ちかけられたので16時に職員室のお約束。
 放課後16時からは一橋大学現代文特講。本日は、14年(長田弘)と06年(戸坂潤)とを2題まとめて60分で解いてから30分超の解説をするという流れ。と言うわけで、受講者が解答をしている間に職員室で上記中3氏と面談。

 中3氏、作文で何を書いたら良いのか分からない、との由。テーマは「自然」、字数は800字超、後は自由、と。やりとり抄録。
 私「情報が少ないね。その自然はネイチャー? ナチュラル?」
 生「ネイチャーです」
 私「だったら、何でも書けるんじゃない? 自然って何だろう?」
 生「……山とか、川とか?」
 私「自然の反対は?」
 生「人工」
 私「人工って何ですか?」
 生「人が造った物」
 私「じゃあ、自然は?」
 生「人が造っていない物」
 私「そう。山とか川とか、他には?」
 生「生き物も」
 私「じゃあ、次。もしも『自然』っていうテーマを無視したら、何かネタはあるかな?」
 生「次の3分間スピーチでは、老美術先生が飲ませてくれた『頭の良くなるお茶』の話をしようと思ってます」
 私「相変わらずスピリチュアルですね。それって、台湾のお茶とか?」
 生「いえ。通販とかの高いやつじゃなくて、雑草を煎じてる、って」
 私「マジか。大丈夫なのそのお茶(笑) えっと、老美術先生にお茶の詳しいお話を聞いたらいいね。3分間スピーチできる話なら、800字を余裕で超えますよ」
 生「え? でも、お茶を飲んだ話で」
 私「自然って?」
 生「山とか川とか生き物」
 私「雑草は?」
 生「あっ、はい」
 私「頑張ってね~」

 夜は「もりき」で。肴はマグロ(に納豆と山かけ)。飲んでたら事前に電話でお店にてとアポを取ってたHさんがやって来られ、明日の食事にと炊き込みご飯を下さいました。これ、絶対美味しいやつ。