なまけ者になりなさい

 3時過ぎに起床、風呂に入って、頂き物のバスボンくんでバスタブを掃除して、着替えてから徒歩出勤。途中のファミマで(アイス用&1杯だての)インスタントコーヒーと氷とを購入し、職員室でアイスコーヒーを作る。氷と一緒に魔法瓶の中に入れたら……本当に昼過ぎまで保つんですから凄いですよね。っつか、5時過ぎに入れたアイスコーヒーを最初に口に出来たのが13時っつーのがどんだけ忙しいんだよ月曜日は、という話で。
 先ずは5時入りの職員室で、京大現代文特講を終わらせ、授業と特講との2種類の板書準備、の後で職員室・印刷室のゴミ箱とシュレッダーとの清掃。お休みの先生の代わりに朝のSHRに出て、1~3限が授業(センター)、4限が自習監督(教材の配布と回収と)、昼休みにセンターのデータ集計をして、5・6限がまた授業(センター)。帰りのSHRを代行した後、16~18時までで文系東大現代文特講。

 授業はセンター、05年追試の評論は吉岡洋「スタイルと情報」。これは、昨年度63回生で扱い忘れていたことを2月に気づいて強烈に後悔した文章。この文章で「書く」ということを定義できていたら、F校6年間(または3年間)の集大成である原研哉『白』の準備になったんですよね。因みに、この05年追試と、次回扱う04年本試験の渡辺裕「聴衆の『ポストモダン』?」とは、63回生で扱っていない教材です。
 東大特講は10年の阪本俊生『ポスト・プライバシー』。最終回の一つ前、これをやってから09年の原研哉『白』をやると、受験勉強で(というか人生で)自分が何をやっているのか、ということが「言葉」で理解できます。我武者羅だったり無意識だったり忘却していたり、そういった自己の行動の意味を「言分け」して意識化(対象把握)できた感動を国語を通じて一度でも味わえたなら、その人にとって国語は有意義だったと言えましょうね。

 西原理恵子毎日かあさん(12) 母娘つんつか編』読了、★★★★。