怠け者になりなさい。

 3時45分起床、5時学校入り。宿酔いの気配は無く、職員室で添削をガシガシ。
 本日は2~5限がセンター授業、6・7限が一橋特講(今年最後の特講)。添削だけを終えてから一日年休を取り、今日だけは喪に服そうかどうか本気で考えましたが、「水木ロス」とかの安い言葉で片付けられたら癪ですし、センター試験直前の高3にご迷惑をおかけするのも何ですし、こんな時こそ「日常性の維持」と思い直し。でも、そんな時に限って授業は伊藤整『典子の生き方』、速雄(ヒロインの恋人)臨終のシーンだったりするんですよね。

 授業冒頭5分は水木しげるの話。「93歳は余りに早過ぎる」という私の言に笑った各クラス10名くらいの子たちは多分水木しげる翁のことを(名前くらいしか)知らないのでしょう。ネットのニュースで見た荒俣宏の追悼コメント「太陽ですね」は「大妖」の誤字ではないか確認が必要でしょうか。
 口内炎が痛くて授業地獄。放課後の一橋大学特講は、13年の若林幹夫。特講地獄。ですが今日を以て年内の特講は全て終了、私から私へ「お疲れ様」。卒業生(63回生浪人組)某氏のお父様と電話でお話。

 夜は「もりき」。私のために(?)蕪を仕入れた、とのマスターの言で鍋に決定(蕪をポン酢で食べるのに目がないんです)。牡蠣があったのでしゃぶしゃぶで。
 帰宅後、Hさんからの電話で「うちで夕食を食べる昨夜の約束を忘れてたでしょ!」と叱られる。やっぱり、昨日は飲み過ぎてましたね。水木翁逝去が悲しい悲しいと、ひたすらHさんに繰り返していた記憶はあります。