フレンチ仕様の ハレンチ・パーティー

 職員室5時入り。中3授業の板書準備、高3生の小論文添削(&お手紙)、昨日の特講の答案添削、職員室のゴミ箱・シュレッダー整理・日記更新。
 因みに、上記添削を以て今年の特別講義は全て終了。今日は独り慰労会を決行、「もりき」で鴨鍋を食べます。昨日作って貰った牡蠣しゃぶには蕪を半分入れてもらったので、残り半分を使ってもらおう。

 高3は最後の校内模試(1日目)で数学・国語を受験。私は1~4限の中3授業(本日は文法問題演習なので私は楽)、の後で14時30分に答案を受け取り。
 私が出題したのは文理共通現代文、出典は若松英輔「生きている死者」(『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』2014年所収)のほぼ全文。文中に非文(文法ミスを含む文)があったので、そこだけ表記を改めました。最近は著作権がやたらと五月蠅いので、表記を改めた旨を問題のリード文に記さなければなりません。具体的に言えば、【感情の働きを抑え込めば、そこでしか感じる存在が見失われるのは仕方がない】(17P)という一文。人気の著者なので第2版が出るかも知れません、その時は改められているかも。
 現役生100枚、浪人生50枚、計150枚の答案の、本日は漢字5題だけを採点。「介入」「賠償」「如実」「鼓舞」「秘儀」の5題、意外と書けないのは「賠償」、殆ど間違えないのは「介入」と「如実」と。ちょっと難しいのが「鼓舞」で、最難問は「秘儀」ですね。「秘儀」は受験生の殆どがダメで、現役生正解率は8.6%(105人中9人正解)、浪人生正解率は14.6%(41人中6人正解)でした。記述の採点は授業無し(校内模試2日目の監督だけ)の明日一気にやってしまいます。

 口内炎はまだ荒ぶっておられる。コンビニに往復してチョコラBBを購入、しようとしたら一面の水木しげるの文字に目が行き、一緒にスポーツ新聞を購入。スポーツ新聞を買うのは初めて、35歳にして人生まだまだ勉強です。
 で、買ってきた新聞を何気なく職員室で開いたらいきなりどエロいページで「どわわわわわわ!」とウブな反応をする35歳。こんなの生徒に見られたら大変です。
 私「そのページは即シュレッダーです。九スポなんですけど、ビックリしました」
 国「初めてだったら気づかんよねぇ」
 数「へぇ、九スポですか。あれ、日付以外は全部ウソって言われてますよ」
 国「マジですか? じゃあ水木しげるの記事もガセなのかな。いや、でも、あのページのエロは本物でした」

 夕方に会議、が終わった18時には外は真っ暗。13時間働いたからもういいかなぁ、と仕事を切り上げることに。車でお帰りになる国語科の先輩に送っていただいて、予定通り「もりき」で鴨鍋独りパーティー。途中でやって来たHさんに、「昨日は大変失礼を申し上げました、もりきさん、とんすいが足りないですよ!」と鴨鍋お裾分けで謝罪三昧。でもってつみれ鍋うんめぇ、これは腕白なF校卒業生もきっと喜ぶお味。

 江口夏実『鬼灯の冷徹(20)』読了、★★★★。水木御大は、シルエットかなんかの形で近々作品に登場なさるんでしょうね。
 清水ミチコ酒井順子『「芸」と「能」』読了、★★★★★。往復書簡という形でよそ行きだったからでしょうか、清水さんの文章が単著(例えば『私の10年日記』)のものほどの味わいを持っておらず。視線と羞恥とを巡る「水着と眼鏡」「顔と視線」のやりとりは私のことが書かれている、と思ってしまうほど共感したのでその一点だけでもこの本は80点超。