In sha la la la 妖艶過多症

 3日連続で6時入り。職員室に朝刊を届けにいらした警備員さんから、「本格的に寒くなってきたから、池ノ都先生のあのロングコートを出す時期ですね」と言われる。学生時代の貯金で買った、私の足首上まですっぽりの黒いコート。「あれ、格好いいですもん」と流石は大人の方は違う、そんじょの高3やら大学生やらのように「ハリポタ奴~wwwww」みたいな愚かな感想は抱かれない、と思ったら付け加えて曰く「あれ着たら英国紳士やもん」て。彼の国の印象は拭えないのね。

 授業は東大文系が4限目に。粟津則雄(第一問)を解かせましたが解答だけで45分かかって授業がタイムアップ。仕方がないので、答案を回収して昼休み~6限終了までの2時間半で添削と集計を終わらせて帰りのSHRで返却、その後放課後に補講の形で30分の解説、という処置。今日で、二次型記述の授業は(センター終了まで)一旦お休み。冬休み(という概念は受験生にはありませんが)まで、残る授業はセンターが2回(5クラスなので計10コマ)、及び月曜放課後のセンター特講(2コマ)だけです。

 残り12コマの授業に気合いを入れねば、と思うと同時に、これが終われば遊び倒せるというウズウズは止まらないわけで(受験生には申し訳ない)。22日の終業式が終われば、23日・24日の夜はK市で約束が入ってて、26日からは5泊6日で東京旅行です。年末年始は実家帰省で休刊日(盆正月に実家に帰って母君と二人だけの時は一切お酒を飲まずに飲酒ガルルゲージをMAXまで高めます)。年明けは1月5日にK市で新年会の予定。
 さて、その東京旅行5泊6日の予定を立てねば。ということで先ずは出発日の26日、これは63回生Eくんとのお約束で大学1年生が絶対行ったことないタイプの「でぃーぷな中華」にお連れする(そう、あのお店です)。本日店に電話したら予約が取れたのでこれは決行確定。とEくんにメール。私「電話予約したので確定で~す」 E「了解しました~」 私「でもあそこ『でぃーぷな中華』だから予約しても忘れられることが多いんだよねぇ」 E「でぃーぷの意味が分からん」
 27日は、日本橋新居昭乃さんのライブを観た後に、58回生Tくん&Wくん。これは社会人さんなので向こうにも都合や嗜好がおありになるでしょうから、と先ずは先方のご意向をお尋ねするtweetを送って返事待ち。渋谷がベストではありますが。
 28日は超がつく飲み友達、55回生Tくんと鶏すき「ぼたん」(の予定)。教員免許は「公の発行した資格証明書」になるやならざるやという秋の賭けで私が負けたので、すき焼きを御馳走することになっているのです……って、1人前7000円かよ。流石の大手銀行員やな。って言っても、私の方も勝ったらコース7000円のイタリアンを奢らせるつもりでしたが。
 29日がいちばん混沌としてて、56回生飲み会、からの興に乗れば徹マン。いちばんパンクチュアルなのは唯一の理系Nくん、これは確実。でもって仕事次第でOくん。全っ然時間を守らないのは(まぁ仕事も忙しいから仕方ないんでしょうけど)Kくん。この4人は参加が確定していて、じゃあ4人で徹マンかっていうと翌日にKくんは仕事があるので微妙。でもって、最近ご子息がご爆誕のMくんは参加できれば(帰省の都合がありましょうね)参加、紅一点Oさんは予定ありだけれどもその予定が終わったら来るかも知れない、というお返事。お店は……才女Oさんのオススメ(先日行って美味しかった)「biff」@池ノ上が開いているのかどうか(つっても、人数も時間も読めないからなぁ)。もしこのお店を使えるんなら、前回訪問時の口約束、K市「とんこつカレー」をお持ちするんですけれどもね。

 夕食の「もりき」では鯖の塩焼きともやし鉄板と。持ち込みの(冷蔵庫で冷やしてもらってる)トマトジュースで最初のビールを割って飲んでいたら、左隣の席の一見さんに「珍しい!」と驚かれる。このお店、客の年齢層が高めなので、レッドアイをご存じない方が多いのです。途中まで右隣に座っておられた男女2人連れ(同伴ですね)は男性の酒・料理蘊蓄が凄くて、でもって青森「豊盃」を偉くお気に入りの様子でグラスで6杯も飲んでて(メチャメチャ強かったです)、隣で見てて面白いったらなかった。