ぶっちゃけ的外れなおせっかい 「オメーもだろ!」

 午前中に学校入りして、添削、中3課題テスト(冬休み明けに出題する漢文20点分)作成、などデスクワークを色々。体重計に乗ったら被服で66.5㎏と旅行・帰省前と全く変化なし。「正月太り」が無かったのかという話ですがこれは実家帰省時が休肝日になるのだから当然。私の「正月太り」は今日から始まるのです。
 本日は、本格的な新年会連打の一発目、63回生我らがA組の3人と一緒に「もりき」で鴨の日。17時まで働いたら、卒業後半年超で早くもお懐かしやな場所に変わったF校校舎に3人(Bくん・Mくん・Eくん)の東大生がやって来て、学年主任も交えてお話。Bくん日本酒、Eくん焼酎、Mくん和菓子の差し入れ、他者。3人中2人が酒を持ってくるこのお察し感。1時間ほどお話をしてから、4人でタクシーに乗って「もりき」に移動。

 19歳3人に配慮してペットボトルの烏龍茶の持ち込みを許してもらい、本日が新年初オープンの「もりき」からは最初にするめと昆布とを渡されました。
 乾杯の後は、4人それぞれの近況を肴に、先ずは刺盛り、の後で鴨刺し・鴨焼き・鴨つみれ鍋、という流れ。正直が美徳のEくんが、「鴨が美味しいのか美味しくないのか正直よく分からん」という感想を発したのが面白かったです。そら喜んでもらうに越したことはないですけれども、大枚はたいてすかされるのもまた嫌いではなく。
 割と色々面白い話があったんですけれども(「少女漫画」型と「アダルトビデオ」型の話とか)、色々プライバシーもあるから割愛。Eくんから「寺田寅彦って誰ですか?」と聞かれた時には一瞬絶句してしまいました(Eくん、『猫』は読んでいるそうです)。どがつく文系のBくんですら「天災は忘れた頃にやってくる」の話はご存じなかったですし。時代でしょうか。
 2時間ほど滞在して退店。そうそう、電話で何度か話をさせたことがあるHさんと、Eくんは緊張の初対面でしたね(ちゃんと私があげたジーンズを履いてきたのは偉かった)。

 教員がいい感じに(っていうか割と結構)酔っ払ったタイミングで移動先はカラオケボックス。バンドマン座らないの法則で豹変熱唱するMくんは昨夏同様面白い。彼とは、秋に教えてもらって感動したRHYMESTERを頑張って一緒に歌いました(Mくんが宇多丸さんで、私がMummy-Dさんで)。割と早い時間に入ったと思うけれども、さすが4人の大所帯(私がカラオケに行くのは殆どの場合2人)、終電まで座が持ちましたね。そしてここでも揚げもの・焼き物を注文している若さが「正月太り」の兆候です。

 飛び乗るレベルのギリギリで終電に間に合ったのがBくん・Eくんで、完全に興に乗った元担任に「行く?」って答えて断ら(れ)なかったMくんは終電完全スルーの3次会ライブバー「A」。ここでもカウンターで並んで2人で熱唱。ただ、バーなので止まり木(古っ!)からは降りず、バンドマン座らないの鉄則は脇に置いて。後でマスターに「先生、久しぶりに深夜まで身体が持ちましたね」と驚かれましたけれどもそれはノンストップで楽しい夜だったからでしてね。
 客間の布団を初めて広げてMくんを自宅に泊める。「あなたを泊めるために買った家です!」と2000万円ギャグ。終電逃した相手を家に泊めるってやり口は完全に大学生、ですが大学時代と違うのは、3時帰宅後はオールどころか飲まず喋らず直ぐに寝ちゃったこと。