何度も今日を鏡台の裏に隠した

 Twitterの140字が病んでる添削三昧の一日(でも、まだまだ嵐前の静けさです)。
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 マイナンバーの職場提出期限が過ぎたぞ! と事務室を通じてF校親玉大学から叱られてしまったので、慌てて手続き。データ・ダブルを職場管理に明け渡すのはあれですけれども、そんなこと言うたかておぜぜが貰われへんかったら、という背に腹。さて、免許もパスポートも持たない私は……。
 社会「顔写真入りの証明書がない人は証明書を2枚準備しないといけないですよ。池ノ都先生、今急に2枚も用意できるんですか?」
 国語「あ、私、住基カードの写真入りがありますんで」
 社会「えっ、どうしてそんなものお持ちなんですか?」
 国語「去年9月に東京で全財産丸パクリされたあと凍結した銀行口座を解除するときに身分証明書の一切が無かったせいで行員さんにえぇお客様がイケノトタツヤ様であるということを私も信じたくはありますいや信じておりますがしかし如何せん身分証明書がないとなりますと云々とかいう感じで本家より4ヶ月ほど早く私以外私じゃないのの全否定くらってから慌てて作ったんです」
 こんな2000円札並に忘れ去られたカードが命綱の人生ってねぇ。

 進路指導室で某先生とお話した時に、24日の東大文系下見の案内要員2人をお教えしたら、その先生がサッカー部顧問でいらっしゃることもありまして「サッカー部ですかっ! 素晴らしいっ!」となぜかとてもお喜びになられて、先のこと過ぎるしお断りしようとしたんですが「これで美味しいものを食べさせてあげて下さい!」と超強引にお小遣いを握らされましたので、予約してた御礼焼肉コースのグレードを1つ上げました、とTwitterエアリプで2人に知らせてさらにここでも書いたのは偏に自分がそのお小遣いを横領しないようにするためです。昨日の日記にも書きましたとおり、私人間としてあれですんで。

 さて、添削地獄で本は殆ど読めない、中で数分数十分レベルの寸暇を探して読む、というのが2月~3月上旬のデフォルトなんですけれども、よりによってこの時期に並行して読み始めた3冊、が森銑三『傳記文學 初雁』、内田義彦『読書と社会科学』、西原理恵子『ダーリンは70歳』という超絶面白いトリオでこのレベルの組み合わせは年に一度、みたいな流れにはまってまして読む時間が取れないのは正真正銘の拷問。

 夜は誘っていただいて関西数学先生とのさし飲み、お互いの家から程近い焼き鳥屋「K」にて。図書館主任を長くお務めだった読書の人、なので聞かせていただく話が滅法面白いのです。季節に一度くらいの頻度で誘って頂けるのが毎回嬉しい。