目覚め あやふやな存在でも認める

 東大世界史の大論述が1970年代後半~1980年代の東アジア・中南米・中東だったと知って老い。自分が確かに実在した期間が「世界史」に統合されてるわけね、と。
 山口大学の国語で出題ミス。「ケイタイ電話」書き取りの答えが机上の受験票の裏にあった、と。お粗末ですが同情は出来ます。しかし、驚くのは全員正解扱いで一律3点加点というその得点。100点満点の内3点が「携帯」?(学部によって、国語の配点が300点だったり100点だったりするので、加点した値も違うのでしょうか。詳しくは分かりません)

 6時入りで日常性の維持の回復を。とは言っても、昨日の今日で後期(小論文や自己推薦書)の添削希望ががっつり来るという訳ではありません。明日からだとは思いますが、明日は日曜日なので或いは本格化するのは明後日なのかも知れません(受験勉強には日曜などありませんが、前期終了直後はそれを忘れる程度にはダレるかも知れません)。
 本日は、朝イチで九大法学部後期の答案が1つ、昼過ぎに佐賀大医学部小論文の添削依頼が1つだけ。現役生で山口大学医学部後期を受験する生徒から小論文の相談が3件、いずれにも先ずは書くべき、とお答え。63回生浪人組の依頼メールも幾つか。

 63回生理ⅢMくんが学校訪問。少しだけお話しし、お土産にご本を差し上げることに。
 私「堅い本(上田三四二無為について』)と柔らかい本(梨木香歩『ぐるりのこと』)と、どっちがいい?」
 M「えっと、じゃあ、堅い本で」
 私「はい、どうぞ(と、講談社学術文庫を差し出す)」
 M「あっ、堅いってその意味でしたか」
 私「?」
 M「いや、ハードカバーだと」
 私「理系だっ!」