たたんでおしまい Z

 食い過ぎ飲み過ぎ起床、入浴と着替え、1㎏超の弁当を提げて出勤。5つのおにぎりは、朝2つ、昼3つに分けて食べました。朝・昼・晩と3食きちんと食べるのは本当に珍しいので、気分は贅沢、体重計は絶叫値。だから、18時入店の「もりき」での肴は少量の刺身とカレイ塩焼きとだけ。炭水化物は向こう3日は要らんぞ、という気分です。

 学校では、朝一の会議が1時間。
 その後、国語科研究室内の蔵書整理が3時間。これは床積みの本の山を「いい加減何とかして欲しい」と言われて行ったもの。確かに、見栄えとしては良くないと思いますので、箱に詰め分けて、研究室のデッドスペースに積みました。これで邪魔になりません(見た目にも悪くはないし)。本が場所を取るのは仕方ないのですが、共用のスペースなので気を遣う必要があるぞ、と反省。箱詰めにしたために、本を取り出すのは(記憶的にも物理的にも)難しくなりました。場合によっては、取り出すより同じ本を買い直す方が早い場合も出てくるでしょう(何度でも使いたい本は何度でも買えばいいんですね。そして、卒業生に贈ればいい)。
 但し、センター・東大・京大等々、大学入試の出典となった本については、絶えず取り出せるようにしておかなければならないのでその限りではありません。別に選り分けて、誰に何と言われようとすぐに使える場所に置いておく必要があります。

 58回生のKくん・Mくんがご来校。お二人とも佐賀大学医学部に現役で合格、時を経て4月からは同大学の医局に勤務なさるということ。こんな上等の方々が勤務して下さるなんて、と私思わず「最近、F高は佐賀医の入試に縁遠い傾向があるような気がしますんで、F校生の誠実・実力ここにありって所を職場で是非示して下さい」とかいう身も蓋もない声かけをしてしまいました。賄賂として、本を1冊ずつ(森銑三梨木香歩)。
 Kくんは文系東大志望だった生徒で、センター1ヶ月前、高3の聖夜ごろにまさかの理転で佐賀医志望に。志望理由書が特徴的で、面接もあり、(当時の)理科は総合問題というやや特殊な入試で文系・理系の壁が(他の大学に比べて)多少は薄い(低い?)とはいえ、まさか現役で合格なさるとは、と驚いたものです。入試後に「面接では来歴を踏まえたのか『医療行政に興味はあるか』って聞かれました」って教えてくれましたっけ。あれからもう6年なんですね。早いなぁ。

 明日は博多「太郎源」で大先輩先生(もう退官なさった先生)とさし飲み。年賀状で「是非に」と書いたっきり入試業務でそのままになっていた私に対して、先生の方から声をかけて下さったのです。私ったらなんて無礼なんでしょう。久々にお会いするので緊張、ですがとても心地よいです。