はじめから わかってた かくせはしないこと

 昨日の日記で友人を「腐男子(くさだんご)くん」と書いたら、「腐男子 くさだんご」でグーグル検索をしたらその日記が1ページ目に出て来た、と教えられ。トップではなく先行使用例があるらしいよ、とも。
 私、「腐男子(くさだんご)」という読みは既にそっち界隈では完全に定着しているものだと勝手に思ってたんですけれども、違うんでしょうか(←誰かお詳しい読者に質問している、という意味ではないので悪しからず)。

 職員室で終日デスクワーク。例えば本日のメインは2つ。
 ①新年度から担当する学年の授業の初回プリントの準備。
 ②卒業した64回生の学年文集の原稿タイピング。

 ①は実際に生徒が登校し始める週末以降は詳しいことが言えないので内緒。
 ②は、昨年度、64回生が高3主催学年として「男く祭」を創り上げたあと、その後始末として書いた感想文の文集化。今頃かい、と思われるかも知れませんが、(作文を書いた5月1日から)丁度一年後に各卒業生に送れれば、と思っています。

 前記「男く祭」作文は、5月1日に手書きで書いてもらいました。200人がそれぞれ(平均して)1000字弱の文章を書いていますので、合計200000文字。これを、細切れの時間を見つけてボチボチと一人でタイピングしていくんですね。
 文字が読みにくいとか、一人一人文体が違うとか、様々な要因がありましてこのタイピングは非常に時間がかかります。文体というのは、例えば常体の人と敬体の人がいある、同じ言葉でも漢字で書く人と平仮名で書く人がいる、同じ訓読みでも送りがなの送り方が違う人がいる、等々の記述の問題……だけでなく、それを言いたいときにそういう言い回しする? とか、なんでそんなに否定形ばっかり使って文章を書くの? とか、私の(例えば大学入試解答例、例えばこのブログ、における)スタイルと全然違う他者の「型」という問題。200人200様の文体万華鏡ですので、単に写すだけの無思考作業と思ったら大違い、相当頭を使うしストレスもかかってくるんです。
 だ、か、ら。ホンマにおま~は高3なのか自分で書いた文を読み返せっ! というような非文(文法ミスを含む文)オンパレードなのにはほんっっっとうにイラッとさせられるんです(「え、俺の(私の)こと?」と思ったアナタ、そうアナタです!)。

 夜は、例の窪田正孝と矢野聖人との絡みで「腐男子(くさだんご)くん」垂涎、じゃない推薦の逸品『エイプリルフールズ』をTSUTAYAで借りてきて視聴。★★★★。恩田陸の最高傑作は誰が何と言おうと『ドミノ』です、と思ってる人間としては、この群像劇互いに影響ドラマってのに目がなくてですね。例えば、『阪急電車』とか、古いところでは『大失恋。』とか。
 単純にコメディとして面白かったし、ドタバタってだけかと思いきや、富司純子寺島進にはホロリとさせられてしまったし。

 どうでもいいですけど、TSUTAYAってBlu-rayの旧作1週間レンタル、108円でいいんですね。数年ぶりでしたが、あまりの値崩れに驚いてレジで聞き返してしまいました。延滞料金は270円と高いので気をつけて、とこれは親切な店員さんに。