目に見えない翼ひろげて 確かに君は変わった

 歳を感じる起床は6時、昨日の深夜は眠くて眠くてどうしようも無かったけれども、そりゃ22時間も起きててその最後の6時間が飲みっぱなしだったなら無理も無いよ35歳。でもって、5時間弱の眠りできっちり目が覚める辺り最早おジイ。昨日はご免ねの@tweetを送り、Nくんから結局みんな5時早々に解散したこと、紛失してたNくんの携帯はカラオケボックスで無事確保たことを知らされました(私は紛失の事実事態知りませんでした)。
 ホテルの新設大浴場で30分。狭い部屋風呂だとそうはならないんですけれども、大浴場だと開放感からか30分とか40分とか湯船につかることになります。他のお客さんが誰一人として来なかったのも最高でした。

 お気に入りのネカフェで日記を更新しつつジュンク堂の開店を待ち、開店と同時に聖地巡礼。大量の本はレジで旅行中に読む物、帰ってから読む物に分類し、後者は無料の宅配サービスで学校あてに送ってもらいます。
 再び歳を感じたのは昼食。普段は朝・昼を(水分以外は)とらない生活をしていますが東京激太りツアーでは別、とばかりに飛び込んだ「大勝軒」のカレーつけ麺の量が多くて胃が悲鳴を上げる。根性で全部食べましたが、店を出てからも1時間は胃が「重い重い」と叫び続けてました。

 昨日、ザ・ピーナッツを聴いている人間にオツカル様が教えて下さった展覧会は日本橋三越新館「昭和のスターとアイドル展」。そんなのをそのタイミングで教わって行かないわけがない、と地下鉄を乗り継いで三越前へ。
 古いレコードジャケット・雑誌を中心の展示、それ自体は珍しい知らないというものは少なく、戦後の歌謡史を広く浅く網羅することで訪れた人全員が少し「懐かしい」気持ちになることを(そして出口で物販に手を出すことを)狙った形。総花的といえばそれまでですが、それでも1時間はかけて楽しく見学をして、物販では小林幸子のミニアルバム「さちさちにしてあげる」を購入。
 序でに、日本橋を初めて渡ってみました。

 地下鉄で神保町。ここで旅行中にお会いする63回生Kくん、64回生Tくんにプレゼントする本を購入。前者へは米原真理、後者へは末廣厳太郎で、これは両者の進学先を考慮した結果。
 神保町から長く長く歩いて、次なる目的地は湯島天神。我らが高1A組の学業成就を祈念して、木札を求めました。K市に戻ったら教室内に飾ることにします。

 本郷三丁目から池袋、これで16時。朝のジュンク堂で貰ったコーヒーチケットがあるので、それを使って本日2度目のジュンク堂、4階カフェで珈琲読書。
 池袋ジュンク堂の3階文芸フロアによくおられる銀髪のおば様。制服の年若い店員さんとよくお話しされていて、私服ながら店員さんだと思うのですが、いったいどのような立場の方なのだろうと常々気になっています。お話が漏れ聞こえてくる度に文芸への深い造詣を感じて、こっそり憧れているんですよねぇ。

 本日の夜は我らが63回生文系A組、東京外国語大学Kくん、早稲田大学N&Fくん(二人でコンビを組んでお笑いサークルに入ったそう)、と4人で「韓二郎」。
 同じサークルの二人はともかく、Kくんが二人と会うのは随分久しぶりだということ。オンラインでは交流があるんでしょうけれどもね。取り敢えず、元担任(担当教員)を仲立ちにしてこういう小さな同窓会が開かれたというその一点だけでも、上京した甲斐があるというものです。「韓二郎」はレバー串がとにかく絶品なのですが、残念ながら連休中は市場の関係でレバーはなし。焼き鳥と韓国料理のコースで私はビール、ハイボール。早稲田のお笑いサークルのメンバーは、F校文系組と違って毒を吐くような人がおらず物足りない、とコンビの言。早稲田ですから、おっとりした坊ちゃん嬢ちゃんが多いんでしょうか。というか、毒を吐く人がいないお笑いサークルってどんななんでしょうか。F校のノリでガンガン喋ったらちょっと引かれたというコンビはそのサークルでやっていけるのでしょうか。
 で、池ノ都池袋あるあるで、「韓二郎」を出たらそのまま吸い込まれる「知音食堂」で二次会。激辛にしてもらった陳麻婆豆腐に全員で悶絶する(これ、本当にきついのは明日のトイレですからね)。

 明日が部活というKくんが離脱した後は、もう酒のノリでどうにでもなれという連夜のカラオケ。気を遣わずどんなマイナーな曲でも歌い放題だというのは大学のクラス・サークルの集まりでは経験できないチャンスだと(勝手に)思ってるんですが、果たしてNくんはモーモールルギャバン「美沙子に捧げるラブソング」、布施明君は薔薇より美しい」などを熱唱してこれはオツカル様にも褒められるナイスチョイス。一方のFくんは好きだと言ってたMONKEY MAJIK野猿も歌わなかったのが意外で、ブルーハーツ好きが炸裂した「TRAIN-TRAIN」は高2の合唱曲だった懐かしい! としばし幸せな回顧。

 日付を跨ぐか跨がないかという時刻にホテルに戻り、今日は健康な就寝。明日は終日TQCの18期という最高の一日です。