意味のない想像も 君を成す原動力

 本日日曜、定期テストの中休み、つっても生徒は一日中勉強しているだろうし、私は一日中採点業務ですけれども。

 高1Aの定期テスト採点、データ集計。入学式で「誓いの言葉」を読んだ女子生徒、面談では文系進学だと仰有って下さってやっほいなんですけれども、まぁその答案の精度の高いこと(文系的キッチリ書き込み解答)。もう一人強力な女子(こちらは理系で、理系的本質ドンズバ解答)と合わせて、初めての私の現代文であの難易度なのに、なんで95点なんて取れるんだろう、と驚き。文系・理系それぞれに特徴的な書き方の癖はありますが、このお二人の答案はどちらも「雄々しい」点で共通している。だからって「通る」と断言するほど現代文ごときで図々しいことはしませんが、輝いてる力だとは思います。
 でもってそれより更に凄いのは、集計するまでついに気がつかなかったんですけれども最高点が別の生徒だったこと。答案の書き方が地味で目立たないんですけど、とある男子生徒が文字通り「圧巻」で97点でした(この2点の差は激しくデカいんです)。
 A組全体の評価としては「やや良い」。平均点が77.5点になったのは我ながら「神の手」だわ。

 午前中から手(と頭と)を使ったので、久しぶりにお昼に何かお腹に入れよう、と学校近くのファミマに入って悩んだ結果、前から食べてみたいと思いながら躊躇っていたフラッペを初めて注文することに。新発売のイチゴ味。かき氷にホットミルクを注いでかき混ぜるという手順なんですね……「の前に、先生、カップをもんで中のシャーベットを崩して下さい。大丈夫ですか?」と顔なじみの店員さんに盛んに心配される姿を、昼食を買いに来た寮生にこっそり笑われています。小父さんですね。

 午後からは、職員室・教室整美を行ったり、高1B~E組の採点を少し進めたり(終わらせるのは明日です)、学級通信を作成したり。
 あ、後、来週月曜日から高1学年に教育実習生がお二人(61回生)いらっしゃるので、月曜夜の歓迎会の店も押さえました。私・学年主任と4人で和食居酒屋「K」にて。こないだ学校に来てた数学実習Iくんに「和洋中どれがいい?」と聞いたら「和」とお答えになったので。

 15時過ぎに学校を出て西鉄K駅近くのネカフェで書き物(仕事と日記更新と)。その後、電車で二日市に出て、63回生Mくんのお父様のお店「月空」で焼き鳥の夕食。滅多にないことなのですが、今日は朝から絶対にこれが食べたい! というものが決まっていて、それがこのお店の「炭火で焼く和牛モモのタタキ カルパッチョ風」というメニュー。ビールと焼酎とを飲みながら独酌読書は、後藤正文のエッセイ集(ブログ本)や冬目景の短編集など。