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泣くなら脱ぐな。脱ぐなら泣くな。

 63回生我らがA組、「日常性の維持」担当、東大2年のEくんから「山手線沿線でお好み焼き屋を教えて~。僕はもう寝ま~す」というメールが夜中の2時に届く。どこが「日常性の維持」やねん。
 お先生の方は「日常性の維持」で夜明けに返信、で秋葉原「ゆかり」と品川「きじ」とをご紹介。どちらも大阪風なのですが、私は広島風に興味がないので店を知らず、東京風は駒下の「楓」が(学生時代の思い入れ込みで)いちばん好きなので……とまで考えて、そう言えばもう10年は行ってない(店の前を通ったことは何度もあるのに)「楓」欲求が俄然ムクムクと。8月上旬の上京ではEくん連れてツアーを決定。

 我らがA組……えっと、前述の63回生ではなくて、私が現在進行形で全力の右往左往をかましてる67回生の高1Aの方……の男子生徒某、が寮で全裸他室訪問というオイタをかました、と寮監長先生激怒。なんですけれども、如何せん男子校抉らせた担任はそれがそんなに大事(おおごと)だとはどうしても思えずに我ながら困ったもんだ。寮監日誌に「共学化した学校なので注意を」って書いてあって、男子寮の中ならともかく女子もいる学校内のフロアで全裸はねぇべ、と笑いながら高1廊下を歩いてたら上裸で歩いてるのとすれ違って渾身の二度見。てめそれいじょぬいだらぷちころっそ。

 で、その某が、本日避難訓練の後に行われる避難用滑り台(5階から)のデモンストレーションに全力で立候補してきて、他に居なかったんでOK出したんですけど。同僚「あいつが5階から滑り台に入って」 私「1階で出て来たときに全裸だったらぷちころします。『お前はクレヨンしんちゃんか!』って」
 服、着てました。

 因みに、避難訓練(4限の終了1分前に訓練避難を告げる放送が入り、グラウンドに避難)は、ご覧になった消防署の方曰く「単なる移動で避難ではない」ものだったそう。公立出身のA組一同、「こんなに緩い避難訓練は初めてです!」と驚かれてました。

 さて、九州私立高校案内の書籍に、女子生徒の制服モデル募集依頼が管理職を通じて高1Aに。夏服、合い服、冬服の3人を選んで欲しい、と。これさ、教室で立候補を求めても「私モデルやります!」って手を挙げる猛者がいるとはとても思えないし、こっちから3人選ぶなんて以ての外だし、流石に女子生徒の担任が初めての私だって無理筋の依頼だというのが分かるんですけど……。
 でもって、一応念のためSHRで立候補を確認したら、当然の如く女子は誰一人として手を挙げることなく、前述上裸ちゃんが「はいはいはいはい!」と全力アピールでクラス一笑い。成程、無理も通らない上に道理も引っ込んどるな。ここで「お前は男だろうが」とか返すようでは国語科に申し訳が立たず、「あなたは脱ぐのが専門でしょう?」と返して男女爆笑。笑いが取れるならいいじゃん、うん。私は許す。私じゃなくて、寮監にシバき回されなさい。

 山本周五郎朝顔草紙』読了、★★★★。現代物が入ると少し興がそがれるのです。「違う平八郎」「粗忽評判記」、良作。