女の友情と筋肉

 5時入りの学校で、始業までの3時間で学年通信の原稿(教務部より定期考査講評)執筆と生徒面談。1限が授業準備、2限が授業(高3文系漢文)、3限が授業答案の添削、4限が土曜保護者会の資料準備。昼休みに生徒面談、5・6限が「合格体験記」原稿校正。帰りのSHRの後は、教室掃除の監督を実習のN先生に託して生徒面談。う~ん、忙し過ぎじゃないかしら。

 というか、「合格体験記」原稿校正、東大だ京大だ一橋だ難関大医学部だに合格なさったあのお方もこのお方もなんでこんなに文法ミスやら誤字やらが多くていらっしゃるんですかね。別に去年今年だけの問題じゃないとはいえさぁ。私「現役組といい一浪組といいどいつもこいつも、誰だよこいつらに現代文教えたアホはっ!」 数学「お前だろ」

 で、その「体験記」添削を進路指導室でやりながら、事務嬢さんと。
 私「最近、んとに暑いですよねぇ」
 事「ほんとに」
 私「ビールなお日和ですよねぇ」
 事「ほんとに」
 私「明日、高1が外部模試だから、私授業がないんですよ」
 事「ほんとに」
 私「昨日から、Sホテルのビアガーデンが始まってますよねぇ」
 事「ほんとに?」
 私「今日行こう、っていきなり行けるもんじゃないですよねぇ。旦那様もいらっしゃるし」
 事「あれ、言ってませんでした? 旦那、出張中」
 私「ほんとに?」

 やって来ましたSホテル、6~9月のビアガーデン、晴れて暑いけれども意外と風が強いな、とか言いながら人妻と二人、やっすい焼肉でビールをガンガンに飲み倒して、二次会はライブバー「A」へ。カラオケ三昧の中に、一曲だけ人生初挑戦の石井明美を入れたのはいつかオツカル様に披露予定の新ネタ。
 油だらけの安肉をビールで流し込んだ後で二次会にまで出かけといてなんですけど、「私たち女子って」「体重が気になるじゃないですかぁ」とか訳の分からんことを言いながら、二人とも帰りは一時間を歩きました。