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今、音が溢れたって、いいって。だって、本物はある。

 今日は授業が詰まっているので保護者面談の人数は少なめ。あと2日(土日)で終わるのかと思うと、何だかあっけなかったような気もしなくはないです(こういう感想を言うと、他のクラスの先生方からは「信じられない」と言われるでしょうが)。

 だいたい全ての親御さんに申し上げているのですが、高1Aの生徒に関しては、良くても悪くても第1回定期テストの成績・順位は不問だ(評価しない)と伝えています。内部進学生は、担任5人全ての教員のテストを中3までの段階で既に受けており(特に英数に関しては3年連続で)その傾向を大体把握した上で対策をしています。ですが、外部進学のA組諸氏は、F高における定期テストの重要性(暴力的な分量の多さ)も、教科担当者の作成するテストの質量傾向も、全く知らない状態で受けることになります。そして余程誠実な上位者層を除く大抵の生徒は、大して対策しなくてもセンス一発で高い得点を取れた公立時代の定期の感覚で舐めてかかって来ます(本当は舐めてかかってはいけないとうっすら感じているんですけれども、中学時代並みに簡単であって欲しいという願いをきっとそうだろうという予感とすり替えてしまうのです)。で、撃沈。前述「センス」は、成る程中学レベルなら「高い」と形容できるかも知れませんが、難関大学を受験しようと思ったら多くの生徒が「なけなしの」という形容しかつかないものですから。
 今年の高1Aには、2ヶ月(顔と振る舞いと答案とを)見たところ「天才」は居ない、「天才的」が居るか居ないかで、「天才風」が散見、って所かな。愚直な努力抜きで第一志望(であると現在言っている大学学部の現役合格)が確実な生徒はゼロです。何人かの親御さんには、ご子息ご令嬢は「天才風」ではあっても「天才」ではないので期待し過ぎてはいけない旨、お伝えしています。

 夜は、頑張って遠出して二日市「月空」。独酌読書。
 岩田由記夫『ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち』読了、★★★★。総花的なエッセイ集(回想録)で終わりそうな企画だと思ったら、少なくないミュージシャンの本質を抉っていて驚きました。山下達郎竹内まりや夫妻についてここまで(というか、こんなことまで)書いた本って初めてなんじゃないかなぁ。筆者の名前を知らなかったのは不勉強。