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俺に似たひと

 実家朝食は、果物(バナナ・キウイ・リンゴ・ミニトマト・セロリ)を細かく刻んだものにプレーンヨーグルトをかけ、「野草酵素(顆粒)」と青汁(顆粒)をふりかけた上から更にドライフルーツ(クコ・マンゴー・イチジク)のトッピング。これが美味しいんです……が、私がそう思うのはそれが数ヶ月に一度のものだからでして、これを毎日食べるとなると流石に飽きるかも知れない。母君は一昨年の手術以来一日も欠かさずだそうで流石の「日常性の維持」。私が「日常性の維持」原理主義者になったのは国語科恩師先生の影響ですけれども、それが不可能ではなかった身体は母君(両親?)由来のものらしく。
 さて、母君は、そこにアレンジを加えるべく(例えばたまにはスムージーを作ってみるなど)ジューサーを買うべきだと、職場(介護)の栄養士さんから強く勧められているそうで。質素倹約を旨となさる母君でも、さすがにその程度の家電を惜しむ吝嗇ではない、けれども購入に踏み切れないご様子。理由は聞き(け)ませんが想像はつきます。買えば10年は愛用なさる性、肺摘出の主治医先生から「手術をすれば5年は生きられます」と言われ喜んだと仰る母君が、「終活」を念頭に置きながら新しい家電を購入することに逡巡するのは宜なるかな。9月のお誕生日にプレゼントするかどうか、考えどころです。

 さて、本日お昼はホテルランチの贅沢。リーガロイヤル小倉の鉄板焼きでその名も「エレガントランチ」なるサービスを。小さなステーキを中心としたコースは、(名前のせいで)余り期待していなかったけれども予想以上に美味しくてボリュームがあった。私たち2人についたシェフのお名前は「池本」さんでした。予約名をこれにしていた(「池ノ都」と言ったら大体「池本」になります)のであちらからは同姓の客だと思われたかも知れません。

 新幹線でK市へ戻り、先ずは旅行中の小物(歯磨きや入浴に使う道具等)を購入してホテルの(自)室へ。荷物を置いてから学校に移動してデスクワークを少し。

 47回生Kくんは、F校親玉大学の講師として今春赴任。高校在学中よりずっとゆっくり穏やかに話されるようになっていました。文化人類学専攻、様々な国・地域での経験や大学講師の生活、そして抽象的なところでは人文科学とはどのようなものでその魅力はどこにあるのか、等々2軒4時間のお話。
 もう20年前になるF校時代のお話も少しだけしましたけれども、私がKくんについていちばんよく覚えているのはバンドマンとして作詞に夢中になっていた姿。「よく、昼からサボって家に帰ってた」とか「1回停学になった」とかいうのは完全に忘れてました。まぁ、今とは違ってそういうの、珍しくありませんでしたから、いちいち覚えるほどのことではなかったということです(私はF校6年間が「就活」だったので潔白ですけれども……)。