飲もう 今日はとことん付き合うわよ

 「お前、自分は飲めないっての、マジで英語先生に伝えてないんかいっ!」
 瞠目の池ノ都先生、久々に生徒を「お前」呼ばわり。

 今日は職員室で一日中のんびりとお仕事、の途中で、昨日の日記に書いたIくんが、同じく我らがA組文系クラスメイトのTくん・Mくんと3人でご来校。ならついでに昨日心配に思ったことを訊いてみよう。
 私「Iっちゃん、自分は飲めないっての、英語先生に伝えてる?」
 I「いや。え、何で?」
 日記冒頭に戻る。

 二人で飲み屋に行って独酌させるみたいな辛気くさい状況を不意打ちで、ってお前そら大恩ある英語先生をわざわざお呼び出ししといて。
 店も決まっていないということなんで、結局、私も合流することに。お財布が増えるし、一緒に飲む人間が一人でもいた方がいいだろうという判断。英語先生に聞いたらOKの返事だったので安心。でもって、「い~な~、行きたいな~」のTくん・Mくんもついてくることになりました。

 西鉄18時の約束だったので私は一足先にホテルに戻って入浴、着替え……で、集合まで後10分というところで携帯にメールは英語先生からで一言「店は探して!」ってオイコラ英乙(←大暴言)。
 お盆だから人気店でも行けると当たりをつけて、神速で「H」を押さえました。単品でも飲み放題がつけられますし、単品注文かコース注文かをその場で選べるので、今日みたいな(飲まない・飲めない大学生がいる)シチュエーションの飲み会には最高なのです。

 私「もし、飲めない大学生と2人だけだ、ってその場で知らされたらどうしてました?」
 英「そら、席を蹴って帰ったやろうねぇ」
 ね、良かったでしょ? コース料理に単品を追加して、教員勢はガンガン飲んで、大学生はお腹を膨らませて。

 二次会もしっかり、私の行きつけのバー「S」へ。勿論、ノンアルコールカクテルにも美味しいものはいっぱいあるのです。