歯でポルシェをささえてます!

 日曜無風、明日はどうなるのでしょうか。

 先ずは、何よりも『こち亀』連載終了の話題。私は『ジャンプ』派ではなく『マガジン』派でしたが、『こち亀』だけは必ず毎週読んでいましたし単行本も発売日に買っていました(90年代後半まで)。今も、雑誌自体は読みませんが単行本は全て買い揃えています。
 私は『こち亀』を「国民的マンガ」だという事実を作り上げようとする恣意的なキャンペーンは嫌いだったし、主人公の両津勘吉がどんどん「人の良いオジサン」になっていくのも派出所外にキャラがどんどん増殖していくのも快くは思っていませんでしたが、総じて作品自体はやはり大好きでした。
 秋本治氏は、正に「日常性の維持」の権化、私の中では国語科恩師先生と双璧です。

 一色清姜尚中内田樹東浩紀・木村草太・山室信一上野千鶴子・河村小百合『戦後80年はあるのか 「本と新聞の大学」講義録』読了、★★★★。いつぞやお二人ともがTwitterで呟いていた通り、内田樹上野千鶴子と名前が並んでもあまり違和感を覚えないほどになってしまいました。『ためらいの倫理学』からは隔世の感。いや、本当に隔世の感。何という時代なんでしょうか、今は。個人的には、門外漢だからこその新鮮な驚きで河村小百合氏の文章(講義)が面白かったですかね。

 ミスドモーニングコーヒーを飲みつつ読書、昼前から夕方までは学校でノンストップの仕事。閉校措置で生徒が誰も来ない職員室はもう最高の環境。学級通信の作成、9月分の授業プリント準備、学年通信の原稿作成と他の先生の文章の校正、等々をガシガシと。それらが終わった後は、模試や入試に関わる、校内に人が多いとやり難い仕事もぼちぼち。

 18時から、英語科女性パイセンとさし飲み。67回生の話、部活の話、職員室の話、と仕事の話だけでどうしてこう激しく喜怒哀楽を共有できるのか不思議でたまんないんですけれども兎に角あっという間の3時間超。
 店は最初焼肉にしようと思ったんですが考えを変えて海鮮「K」。天気が悪くて朝の漁(市場の仕入れ)が悪いんじゃないかと心配したんですけど、今日の天気ではそれは杞憂(危ないのは明日)だろうと思い直して。美味海鮮が豊富で店選びは正解でした。

 2軒目に入った店のカウンターで、二人で並んで横に座ってらっさるお爺さん、どっかで見たことがあるんだよな~、ってず~っと気になってて、帰られた後で店員さんに聞いたら何とK市の市長さんでした。パイセンと二人で「良かった~、余計なこと言わんで」と胸をなで下ろし。

 多少聞こし召し過ぎたような気もしますが、まぁ明日も閉校ですし。