必ず逢おう 来る、来ない、来る、来ない、

 5時出勤の徒歩通勤で、今日の「山月記」の資料にピッタリな本を突然思いつき、慌てて国語科で本を探して(きちんと段ボールにしまって整理したせいで探すのに時間がかかってしょうがない)、即席でプリント準備。川原泉三浦雅士と。

 朝のSHRで、土曜日に面談を忘れたAくんに「面談、一週間後に延期しますね。こないだ没収されたイヤフォン、来たら渡そうと思ってたのに、ざんね~ん」と言ったらしまった! という顔。その横でニヤリとほくそ笑んでおられるBくんは本日が面談日で、Aくんと並んで歩いてて生徒指導部長に没収されたiPodが今日は帰ってくる、とお慶びの様子。
 したらまぁ、大体「うっかりさん」って連鎖するんですよね。約束の13時になっても一向に現れやしねぇ。ま、わたしゃ珈琲ブレイクが取れるんでいいんですけどね。と、昼休みが終わるちょっと前の13時20分に教室に行ったらそのBくんと目が合いまして、「ああああああっっっっっ!」って。「没収されたiPod、来たら渡そうと思ってたのに、ざんね~ん」とデジャビュ

 さて本日は、高1現代文が4コマ、会議が1コマ、昼休みが面談でこれは流れた、帰りのSHR・掃除の後は17~18時が東大理系漢文特講。今日は蘇軾の文章04年理系で、これは教科書に載っているので高2の時に授業で読んだはずですがだからと言って問題が解けるわけではない。問三の解答はどの予備校・教科書会社とも違うものを自作していますが、私はこれを正解にして良いのではないかと思っています。これまで200人ほど添削した中で、理Ⅲ・理Ⅲ・理Ⅲ・文Ⅰ現役合格の4人が私と同じアプローチの解答を書いてくれたから。
 講義で「理Ⅲに行ったら偉いんですか~、って偉いに決まってんでしょ!」と言ったら一堂笑っておられました。他の科類なら「凄い」でいいけど、やっぱ理Ⅲって「偉い」じゃない?

 さて、添削は明朝に回して、本日は特講終了後すぐにタクシーに飛び乗って移動。向かう先は私の自宅から徒歩10分の場所にオープンした居酒屋で、事務嬢さんからの命で潜入取材をすることになったのです。関西数学先生が同行して下さることになったので、品数を多く注文できて嬉しい。
 柳川市場の刺し盛1人前680円、伊万里牛A5たたき980円、桜エビと野菜のかき揚げ480円、トマトパスタ500円。ごついお兄さんが作る料理は基本お婆ちゃんの味で良店、で何より前述の通り値段が相当安い。
 という感動を写真入りでtweetしたら、東京のみずほ銀行55回生Tくんから「東京で食事をするのがアホらしくなりますね」とリプが。今月、地元のK市に帰省予定があるというTくんと、早速ご一緒することになりました。