ほらほら、女の子ですよ!

 昨夜の帰宅後、東京の56回生KくんとTwitterでやり取りしたんですけれども、酔って寝落ちする寸前の断末魔リプライの中で、多分「山月記」の影響だと思うんですけれど「俺」という一人称を使ってしまっていて驚愕。二度と使うなボケが、と自分自身を深く戒めました。あ~、恥ずかし。

 今日は授業が高3文系漢文の1コマのみで楽チン。人数が16人と少ないので、添削も1時間あれば終わってしまいます。
 後はデスクワークで、今日はテンポ良く仕事が進み、最近読んだ本(タイトル内緒)から出すあてもない校内模試(現代文)を作るなんていう暇つぶしも。今年の校内模試は漢文しか出題していませんが、来年は現代文を作らせて欲しいなぁ(というか、現代文が回って来たら今日の問題が使えるんじゃないかな……より良い問題がそれまでに出来てなければ)。

 藤田尚志・宮野真生子編『性 自分の身体ってなんだろう?』読了、★★★★。近代思想が生理的として自明視し、現代思想が初めて社会関係による規定という視座から捉え直そうとした「性」についての、最新の論考集。歴史学通時的)・文化人類学共時的)という人文科学だけではなく自然科学の知見も取り入れる学際性や、LGBT当事者と学生との座談を取り入れた社会性など内容は多岐。