才能は眠らない

 内田樹岡田斗司夫『評価と贈与の経済学』読了、★★★★。良質な対談(2013年)であることは間違いないのですが、内田氏の「悪いけど、これは自業自得だと思う。身元を特定される心配がないと思って、えげつない本音をまきちらしてきたやつが、あとで『身元特定されました』と言われて、『話が違う』と泣いても仕方がない」等の発言が、後日とんでもない勢いで岡田氏に刺さるという運命を知っていると心穏やかには読めません。岡田氏、 「好きになってくれる人がいるだけで、なんてありがたいんだろうと思う。誰でもOK(笑)」とか言っちゃってますけど、笑ってる場合じゃないよ、って。

 さて、明日からの第3回定期テストを控え、本日は「山月記」の最終講義。高3文系漢文も1コマ入っており、授業は6コマ連続です。しかも放課後は1時間ほどながら某会議があって今日は完全なるノンストップ。ふひ~……とは言え、高1の授業は後半20分をテスト勉強の自習時間としてプレゼントしたので私自身の身体は楽な方かな。勿論、その20分を「現代文」で潰せるように、生徒作文の秀作(俳句鑑賞文)を紹介したり、30年前の別冊宝島「珍国語」から「山月記」パロディをプリント化したりの資料はふんだんに配布(要はアリバイ作りですが)。

 放課後の会議後は、生徒の忙しさをよそに教員の身体が楽になる定期テスト期間恒例行事であるところの有志飲み会。最近お気に入りまくってる激安居酒屋「A」にて、体育・英語・事務・国語・数学・体育(年上から順に並べました)の6人。うち、体育・英語・国語(年上から順に)は2次会のカラオケ付き小料理屋まで。2次会でもママさんお手製のサンドイッチに齧りついたから、体重がエラいことになってそうです。