目を覚ませ、今が扉開く時だ

 昨日はTくんと割と遅くまで飲んだのですが、本日は本日で朝5時30分に学校入り(30分だけ、いつもより長く寝ちゃいました)。昨日は定期最終日でしたが高3は放課後の特講があったので、その分の添削は仕事として行わなければならないのです。ガシガシと添削・集計。
 っつー感じで、もやしっ子を地で行くお担任さんがこんなに元気なのに、そのお担任の下で遊んでるお子たちが元気がないっつーのはどうよ、と。担任、お子が痴(おこ)で怒(おこ)です。

 本日、定期テスト明け最初の登校日。早速Aクラスでは体調不良の欠席・遅刻等出て来て「定期テスト負け」の生徒が多い多い。採点中の先生からも、「今回、A組出来てなくない?」と声を掛けられることが。ま、予想通りなんですけど。
 本日の授業は高3東大文系漢文が1コマ。これは、昨日の理系特講と同じ問題・板書・解説なのでやや気が楽。添削も、授業後直ぐに初めて瞬殺です(っつっても1時間以上かかりますが)。
 昼休みには生徒面談。年度2周目は、1日一人(昼休みの30分)だけなのでやや楽。1周目は、日程の都合で朝・昼・帰りと1日三人分行わなければならなかったのですね。

 さて、本日7限は高1学年集会。高2当初から文系・理系に分かれるその文理選択についてお話する大切な集まり。文理の選び方というよりも、それに伴う手続きの話なので、既に文理選択を終えている生徒にとっても大事な話なのですね。先ずは学年主任が概括、続いて理科・社会の主任先生が文理それぞれの理科選択、社会科選択について話します。
 でね、その主任先生の概括の中で、特に理系偏重のF校であることを意識して(向いてないのに理系に進んで絶望的な袋小路に陥る生徒が出ることを事前に心配して)、「定期後のアンケートで苦手科目に理科・数学を挙げておいて志望が理系とか正気か? 本当に大丈夫なのか?」との発言が。

 放課後。
 私「苦手科目に理数挙げて理系志望とか正気か? 文系じゃないのか? としか言わないから、理数が駄目なら文系みたいなイメージで文系がディスられて敬遠されるんです。言うなら同じ口で、お前は人間らしい心を持ってないけど文系とか正気か? 理系じゃないのか? とも言ってあげないと」
 英「……ってのを、よく強力数学先生の前で口に出せたね、あんた」
 私「笑ってたからいーじゃん」
 繰り返しますが、「モノ」が好きなら理系、「ヒト」が好きなら文系。それが証拠に、定期テストの平均点が40点台とか50点台とか、生徒という人間集団、「ヒト」の力をもっとよく考えてあげて! あなたは自分が教授する「モノ」の面白さに操られているの! みたいな鬼出題をする教員、大体理系ですから……あ、これ、一般論ですのよ、おほほ。

 夕方から長い長い会議、夜は連チャンで55回生Tくん。数学同窓同僚と、Tくんとも仲良しの事務嬢さん、4人で語らいながら1杯140円のビール(居酒屋「H」が14周年)をガンガンと呷る。去年の13周年が1杯130円、14周年の今年が140円、さぁ、これが何年後まで続くのでしょうか。
 真面目な教員なので、1次会で解散して帰宅。他の3人がどうしたのかは分かりません。