男には女より泣きたいことが多いから

 退勤路の書店で発見して思わず声を上げそうになりました。古市憲寿『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』(光文社新書)。
 もう絶対、いつか出ると確信していました。12人の(超豪華メンバーの)社会学者との対談集。古市キュンが、日本の社会学を代表するお歴々に「社会学とは何ですか?」と質問していく。
 古市キュンと言えば、10年代評論界を代表する誘い受け社会学界の「ぶってぶって姫」ですから。僕を叱ってpleaseオーラ全開の困ったちゃんですから。当然、今回のようなキュン総受けの薄い本(新書)が出るのはもう歴史の必然なんです。題名からしてSMでしょ?
 即買い。地味に、授業の資料にも使い易そうですしね。

 一昨日はAさんが体調不良で早退、昨日はBくんが早退。で、今日はCくんが発熱で休んで、Aさんは通院遅刻。定期直前から10人以上が風邪・発熱の連鎖だったのですが、これは明らかに金属(勤続)疲労と数学の壁で、外進A組はここが踏ん張りどころ(踏ん張れなかったら総崩れです)。明日辺り、何か差し入れでもしましょうかね。
 と、本日は授業なしだったので、デスクワーク終日の中に3時間のエアポケットを無理矢理こじ開け、近所のディスカウント店でお菓子を買ってきました。2時間かけて、ハロウィン仕様の小さなビニール袋に一人分ずつ詰め込みます。中身は、ハッピーターン、ハイチュウ2粒、キットカット、キャンディ2粒、ビスケット、ピーチサンド。52袋(生徒51人と、副担任英語先生の分)と、缶コーヒー52本(飲めない人用に10本はウーロン茶)。明日の7限が副担任英語先生の授業なので、そこで乾杯配布をしてもらうことにします。お菓子とジュースの保存・冷蔵は保健室にお願いしました。

 57・60・63回生で高1A組の担任をお務めになったベテラン体育先生、曰く「10月は疲労と季節の変わり目と数学難化とで倒れる」と。
 私「ボク、担任が初めてで、どうすべきか見当も」
 体「一回休ませてやれたらいいっちゃんね。来週、毎日7限をカットして6限で帰らせるとか……って、A組じゃ無理かぁ」
 私「それなら得意です!」
 時間割4年経験の粋を尽くして、英語・保健・数学テスト、の3コマを切るよう先生方に頭を下げまくりました。アッという間に来週は毎日6限下校。これで、少し元気になってくれたらいいんですけど。

 っつーかやっぱり、甘やかし過ぎだよねぇ。そら、根性無しにも育つわ。63回生の担任(4年間)経験で学ばなかったんかねぇ、と。