とけいを見れば さかさままわり

 森見登美彦『ぐるぐる問答 森見登美彦対談集』読了、★★★。クリエイター・芸能人との10年分の対談集。最後の創作部分(今昔自分対談)の面白さは別格として、やっぱり萩尾望都の質問の鋭さが(小説ファンとしての立場からのものであるにも関わらず)凄かったですね。

 3時半起床、5時学校入り。授業準備・担任業務その他デスクワーク。
 来週の高3東大理系漢文特講のプリント準備をしよう……と手をつけて、何と次回21日をもって全19回の特講が最終回を迎えるということに気付きました。全く意識していなかったので本当に意外で驚き。今年度はセンター試験が例年より随分早いという日程上の都合でやや早めの最終回ではあるのですが、それにしても一年ってアッという間に過ぎます。
 よく考えたら防衛医科大学校の入試なんてとっくに終わってる訳ですから、担当学年の高1だって、既に入試本番まで2年を切ってるってことなんですよねぇ。これ、高1なう、という生徒には遥かに先の話に見えるかも知れませんけど、もうタイムリミットが始まってると言って過言じゃないですよね。事実、第一志望現役の可否って、7割程度の生徒に関しては現段階で正確に言い当てる自信があります。
 始業後は本日も5限授業と昼休み生徒面談とで走り抜け。

 夜は「もりき」で独酌。「もりき」で飲むときだけは、マスターや常連さんとお喋りしながらなので本を読みません。財布だけを持って、(鴨鍋写メるみたいな目的がある時以外は)スマホも家に残して出かけます。それ以外のお店に関しては、独酌訪問の条件はカウンターで本を読めること、と決めています。