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匹夫猶不欲食言、況至尊乎

 pha『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』読了、★★★★★。私は、筆者の「人生の定義」(=人生は壮大な暇つぶし)、「生き延びるための構え」(=自己・社会両方の否定というステージへの逃避、という迂回で心身回復をはかることを恥じない)、「人生の核」(=読書)、の3点全てを共有しています。ですが、私はワーカホリック(?)の国語教員、筆者は平成の高等遊民(代表作『ニートの歩き方』)。隣の芝生を青いと思うことはないですが、自分と同じ人間が自分と全く違う生き方をしていると想像するのはとても楽しいことです。

 演劇部が九州大会(沖縄開催!)に進出というお目出度いニュースの朝、5時入りの職員室で授業・特講準備。本日は3~7限が5コマ連続で高1現代文(昼休みは生徒面談)、8限が高3理系東大漢文特講でこれは最終回。
 最終回の東大漢文は最終回にしてなぜこんなに難しい問題を持ってくるのかという13年『三国史記』。韓国では有名な「愚温達」の話……ですが生徒は当然知らない。王宮にまで「愚」の噂が届くほどの変わり者に、王女自らがプロポーズに出かけるというシーン。白馬に乗った女王様が現れて「乗りな!」って言ってくれるのを36年間待ち続けている私からしたらもう夢のような本文です。

 18時の特講終了後すぐに帰宅、入浴。夕食は自宅から徒歩2分の中華料理屋「H」で海鮮湯麺。
 早寝して、明日は未明の学校で特講の添削、朝のSHRが終わったら母君の肺癌定期検診の介添えです。