ばったがとんで まがりみち

 昨夜のどんちゃんからは考えられない早起きで、取りあえず学校に行ったら午前中にはほぼ仕事が終わってしまい、久しぶりにランチでもと街に出て魚料理「U」に入ったのが悪かったのか水を飲むようにビールを飲んでしまい、読んでた山本周五郎に乗せられてそのまま焼酎キープも取り出して、14時には一日が完全に終わってたんですけれどもそれではあんまりなので鞄の中からCDウォークマンを取り出し、ケイト・ブッシュのライブアルバム3枚組を全部通して聴くまでは自宅に戻らんぞという決心でウォーキング(2時間超)をすることに決め、そういえば雨も降ってましたが構うもんかで歩き出し、市内をぐるり本当に3時間近くウォーキングして、ライブアルバム傑作の余韻に浸りながら自宅で風呂に入り、風呂から出たら今し方飲み食いしたもの、それだけじゃないな昨日のどんちゃんで飲み食いしたものはどこに蒸発したんだろうと熟慮せざるを得ない体重計の値で、これは腹ごしらえをせずに眠ったらそのまま目覚めないんじゃないかとの危惧で家を出たところ、外が暗いのは雨のせいじゃないなんと既に時刻は18時を過ぎており、とすれば「もりき」が開いてるからそこで湯豆腐でも食せばよいかと徒歩5分、入口を潜ってカウンターに座れば先ずは瓶ビールが出てくるわけで、ビールの一口でも飲めばそれは興に乗って食事もしたくなりましょう、本日の夕食は「餅しゃぶ」と相成りまして餅に御酒の米三昧。

 山本周五郎『つゆのひぬま』読了、★★★★★。洪水(大水)に浸され行く家屋の中という極限状態において初めて人間の真実が出るという表題作の設定は、かつて読んだ「三年目」を思い出させるものですね。